歌手・和田アキ子(64)が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
紅組最多となる37回の出場を誇る和田。『古い日記~2014紅白スペシャル~』と題した楽曲を歌うことになるが、『古い日記』の楽曲を歌うのは2003年の『古い日記 2003 KOUHAKU Remix』以来11年ぶりとなる。
ちょっぴり鼻声の和田は「12月の頭から風邪が治らないんです。病院行ったり、短期入院したり。熱はないんですけどね」と困惑顔。「10日間続けて病院に行ったんだけどだめでした。お酒の飲めずものすごいストレス」と苦笑した。
今年の紅白の大きな話題のひとつである中森明菜のアメリカからの生中継。和田は「ホントなんですか?!」とビックリ。「新曲を生歌で歌うって、あんな緊張する子が歌えるのかな」と心配。「何年も連絡はとってなかったけど、うちでよくご飯作って『下手だなお前は』とか言ったり」と懐かしそうに振り返り、「会いたかったな」とつぶやいた。
明菜へ「今の私が言うのもなんですけど、ベストで歌って欲しいです。私が知ってる彼女はやるって決めたら神経質になってクヨクヨ気にしたりしてると思う。(歌を)聴いてみたいです」と優しい眼差しを向けた。
大トリをつとめる松田聖子にも「聖子も久しぶりだから生で聞けるのは嬉しいです。電話したら番号が変わってた」と笑い、「紅白は最後は全員で歌うから聖子も歌うのかな」と気になる様子だった。
また、先ほど行われた会見で森進一が「紅白定年制」を話題にしたが、それに対しては「ピンとこない。アーティストが決めることじゃなない」と疑問符だった。