業務用フロア清掃機器のテナントカンパニージャパンによるパネルディスカッション『育児における健康安全と施設清掃の重要性』が18日、東京・港区の米国大使館内の講堂で開かれた。
テナントカンパニーとはアメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスに本社があるリーディングカンパニー。同社製品は世界80ヶ国以上で使われており、主に工場、倉庫、ショッピングモール、医療・教育施設、スタジアムなどで使用されるグローバルな製品となる。直近では、プロテニスプレーヤー・錦織圭選手(24)が出場したUSオープンの会場で、その吸水力を発揮し試合の進行をサポート。さらに、日本でも50年の活動実績を誇り、大型ショッピングセンターやアミューズメント施設、さらには成田空港、羽田空港内でも使われるなど、普段は目には止まりにくいが身近なところで生活にかかわりがある企業として知られている。
イベントでは、インターネットアンケート調査(※69人の小学校低学年の子どもを持つ母親)による子どもの生活環境にかんするアンケート結果をもとに、「育児における健康安全と施設清掃の重要性」という議題でパネルディスカッションを展開した。
まずは、衣・食・住の3つで子どもの健康にどれを重視するかという話題で、住環境へは全体の12%しか重視していないという結果が提示されることに。「意外!」という声が上がることとなったが、パネリストの現役のママたちとしては、清潔な住環境に興味はあるものの、子どもに手がかかり食事がメインになりがちである実態や、外での環境には気をつけているが家内の環境はちょっと手が回らない…と、実生活の苦労話も交えてトーク。
ただし、屋外の施設は別なようで、洗剤や薬品のにおいが強いと、「不安になります」という声などがあり、同社代表取締社社長・岸和紀氏は同社の洗剤を使わない電解水洗浄技術(ec-H2O)を引き合いに、「電解技術で協力させて頂けるのではないか」と、興味深そうにうなずいていた。
また、一見綺麗に見える床でも同社の技術と製品で洗浄すると汚水が出るという結果が伝えられると、パネリストから「一見、綺麗なように見えても汚いというのはびっくりしました。見た目だけでなく、どういう製品を使って作業しているのか着目していきたい」と、驚きとともに、より一層意識するという声も聞かれ、一般社団法人日本コミュニケーション教育協会の代表理事・滝田加奈子氏は、「ぜひ、施設を運営される方々には、清潔に保って頂くとともに、もちろん自分の子どもにはマナーを守るように伝えていきたい」と、育児と施設清掃を考えるきっかけになった様子を見せていた。
なお、同社では、無料清掃キャンペーンと題して、12月18日~2015年1月16日の期間中、電解水洗浄技術搭載洗浄機の無料デモンストレーションを実施。申し込んだ方から抽選で1社、無料での床清掃を提供するサービスを実施している。