舞台『天元突破グレンラガン ~炎撃篇 其の壱~』(演出:IZAM(ベニバラ兎団))公開ゲネプロが22日、東京・全労済ホールで開かれキャストたちが熱気の演技で魅せた。
『劇団☆新感線』座付作家・中島かずき氏(55)がシリーズ構成を務めガイナックス制作による2007年放送の人気TVロボットアニメーションが実写舞台化。生命と宇宙の進化を“螺旋力”を持った主人公・シモンという男の成長を通じて描き、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞をはじめさまざまな賞を受賞するなど話題に。その後のアニメーションにも影響を与えた作品となる。
舞台は、ほぼ原作通りのストーリー展開を見せるが、アニメーションと圧倒的に違うのは、キャスト陣の熱。アニメーションと同じ肌の露出が多い衣装のため、セリフ1つ1つをしゃべるごとに、玉のような汗が光り、実写ならではのキャラクターの熱が感じられるもの。
気弱で下ばかり向いていたシモン(伊藤孝太郎)が“アニキ”と慕うカミナ(本川翔太)にグイグイと引っ張られ前へ前へと進んでいく姿や、“悲劇”が大グレン団を襲った後、生きる気力がなくなったシモンが再び立ち上がる姿など名シーンが随所に見られる。もちろん、中島氏特有の歌舞伎のような見得を切るようなキャラクターそれぞれの名ゼリフも再現!「俺を俺たちを誰だと思っていやがる!」「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」など、ファンにはたまらないセリフがめじろ押しとなる。
ほかにも、戦闘で、胸が熱くなるようなシーンではタレントで歌手・中川翔子(29)の『空色デイズ』や『happily ever after』などが流れ、さらにテンションが高くなる仕上がりを見せた。
舞台『天元突破グレンラガン ~炎撃篇 其の壱~』は10月22~27日まで全労済ホールにて上演!
※ヨーコ役・柴小聖にフォーカスした記事はこちら柴小聖 舞台「天元突破グレンラガン」ヨーコ役熱演!露出の高い衣装もしなやかに着こなす
■キャスト
シモン:伊藤孝太郎
カミナ:本川翔太
ヨーコ:柴小聖
ニア:大野未来
リーロン:澤田拓郎
キタン:千葉誠太郎
ロシウ:高﨑俊吾
キヨウ:中島愛里
キノン:小川真奈
キヤル:望月海羽
ギミー:古畑恵介
ダリー:礒部花凛
ヴィラル:峯田大夢
ロージェノム:藤井陸平
チミルフ:山本健史
アディーネ:麻亜里
シトマンドラ:小波津亜廉
グアーム:トクダダクマ
ダヤッカ:宮崎卓真
キッド:大島洸士
アイラック:森輝弥
アーテンボロー:小鳥遊たかし
ジョーガン:柳澤友規
バリンボー:福井成明
ゾーシィ:蒼木陣
テツカン:渡部慎
マッケン:親泊義朗
レイテ:稲村優奈
アンサンブル:書川勇輝、高地真吾、永野慎太郎、松田将希、今西哲也、島原英希
■スタッフ
脚本:松田誠也(R:MIX)
演出:IZAM(ベニバラ兎団)
プロデューサー:IZAM、下浦貴敬(Office ENDLESS)
公式サイト:http://officeendless.com/sp/gurrenlagann/