俳優・池松壮亮(24)が10日、東京・渋谷のDVD『大人ドロップ』(バンダイビジュアル)発売記念イベントに俳優・前野朋哉(28)、主題歌を担当した『黒猫チェルシー』のボーカル・渡辺大知(24)とともに登場した。
今年4月に公開された映画『大人ドロップ』(監督:飯塚健/配給:東宝映像事業部)がDVD化。池松、前野、橋本愛、小林涼子演じる4人の高校生が繰り広げる、大人の階段を無理やり上ろうとして心のモヤモヤを抱えてしまった高3の夏の一コマを描いた青春ムービー。
黒猫チェルシーのライブでイベントがスタート!主題歌『サニー』のほか、奥田民生作詞・作曲の『息子』をカバーするなど合計4曲を歌い会場を盛り上げた。
会場が温まったところで池松、前野、ライブが終わったばかりの渡辺が登場。早速「忘れられない○○」のお題で、この日はビデオコメントで登場した橋本のエピソードからスタート。「お化け屋敷」のお題に「小学校の時、女子5人で行って、みんながブルブル怖がっていて『私、怖くない!』って威張ってて、私が先頭になって、みんなが後ろについてきたら、私が一番怖がって出て行きました」と、エピソードを披露し、会場からはホッコリした笑いが起きる。
そして、池松が「初体験」、前野が「大人の階段」のカードを引くとそれぞれギリギリトークを展開。池松は「よくある話ですけど、入れるところがわからなくて」と話しだし、前野も、「いつも家に来ている友達がいたんです。けれど、そいつに邪魔されたくないと思って舞台道具を使って玄関にバリケードを張ってました」と、エピソードに観客も大笑いとなった。
続けて渡辺が「ダブルデート」のカードを引くと「ダブルデート、夢なんですよ!したかったですね。高校の時とかそういう調子のったことしたかったですけど、ダブルデートをしてるヤツに『ダセっ』って言ってましたね」と、果たせなかったダブルデートの思いを。
再び池松が「忘れられない曲」のカードを引き11歳でライオンキングのオーディションで歌った「上を向いて歩こう」を挙げたものの、2人からいまでも思い出すかと問われると、「全然、おぼえてないですね」とあっけらかん。渡辺から「なんで、その曲にしたの?」とツッコミが入り会場は再び大笑いとなった。
また、ピンクのハッピを着ていた前野がロケ地でもあった伊豆・河津町の河津観光PR大使に9月15日に任命されることが発表され、「ぜひ伊豆に!温泉や新鮮な魚介類があります!」と、早速PR。フライング気味ではあるが池松から花束が贈られた。
池松は「映画を見ていただけるだけでうれしいのに、DVD買っていただいて、作って良かったなと思いました。忘れられない日になったと思います」とコメント。フォトセッションでは前野のメガネをイジリ倒すなどしつつ「今日はありがとうございました!帰って楽しんでもらえれば幸いです!ホントにありがとうございました!」と、観客へメッセージを送りイベントは終了した。
『大人ドロップ』は10日より3800円(税抜)で発売!