
タレント・神田うの(37)が5日、東京・恵比寿にて自身がデザイン・プロデュースを手がけるウエディングドレスブランド『Scena’Duno』(シェーナ・ドゥーノ)新作発表を開催。モデル、デザイナーとしてステージにあがり、ファッションショーのオープニングで、艶やかでゴージャスな色打掛の和装1点を披露したあとは、白ドレスとカラードレスの2点のモデルを務め、クラシックバレエで鍛えられた優美な所作とエレガントな姿で、集まったバイヤーや招待客を魅了した。
年2回、6月と12月に新作を発表し、今年11年目を迎えた同ブランド、今回のテーマは『re-start』で、うの出産後、初の新作発表会となった。10年間を振り返ったうのは、「今までの10年はあっという間、早かった。10年やれると、はじめは思っていなかったので、支え、見守ってくれた方々のおかげです。自分の感性をぶつけられる場所があったので、10年続けてこれた。素材、柄からデザイン含め、それをすべて受け入れてくれて、好きにやっていいよと言ってもらった。一緒に賭けに出てくれた」と、最大限の感謝の気持ちを述べると、「今回のショーで11年目となり、新たな気持ちでというコンセプトで、『re-start』にしました。キュートで、ゴージャスをいっぱい詰めた、リボンやレースといった素材を使った11年目第1弾の作品です」とデザイナーとして説明。
今年出産した愛娘と重ね合わせ、「娘が生まれた年に10年を迎え、これからの10年は娘が生まれた年に始めた10年。20年目には娘は10歳。これからの10年は恩返ししたいし、自分自身も、ブランド同様に人間としての進化を続けたい」とコメントし、同ブランドも愛娘同様に愛情を注いで育てていくという、意欲をあらためて見せた。
同発表会には、ゲストとして俳優・塚本高史(29)が出席し、男性モデルとしてステージでのウォーキングも披露。「緊張は?」と、報道陣から聞かれた塚本は、「まったくなし。ステージを歩くのは久しぶりでしたが、(イメージモデルとして)パンフレット撮影では何十着も着ましたから。今日はそれがお披露目できたという感じ」と、笑顔を見せた。
ファッションショー終了後の会見で、うのと、俳優でありパパでもある塚本の子育てトークが弾み、うのが、7ヶ月の愛娘の成長ぶりについて「最近は寝返りをゴロゴロうてるようになりました。まだハイハイはできないので、彼女のママまでの移動手段はゴロゴロゴロゴロ。すごい可愛い」と満面の笑みを浮かべる。5歳の長女・3歳の長男という2児の父、塚本は、子育てについては「大変だと思ったことはないですね。にぎやかです。子育ては当たり前、協力するとか、してあげるということではない。ナチュラルなことです」と育メンぶりを発揮。これには、うのも、「2人の子育てをされて、人間的に深みが増してきましたよね」と、独身時代からの塚本を知る立場として印象を述べた。
さらに、兄弟について、塚本が、「兄弟はいたほうが良いですよ。下の子はお姉ちゃんがいて、いろいろ勉強する。小さいころから人間関係を学んでます」と言うと、うのも、「私もそうしたいです。私自身も弟とは2歳違いです。授れれば」と、2人目への希望を見せた。
この日も会場に愛娘を連れてきていた、うのは、「本番前に授乳しました。相変わらず母乳で育ててます。仕事しながらでも、できる限りは続けたい」と母の顔。
また、これまで公にしていなかった、昨年夏に沖縄で、9度目の結婚式を挙げていたことを笑顔で告白。「あなたはママになることを誓いますか、あなたはパパになることを誓いますか」と、牧師さんが言ってくれて感激。『エンジェルウェディング』を3人で挙げたんです」と振り返ると、「今はまだ無理ですけど、子供が歩けるようになったら、また挙げたい」と、10度目も遠くはないようだった。


























