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舞台「ハマトラ」ゲネプロ開催で仕上がりに感涙するファンも!“愛”飛び交う演出

舞台「ハマトラ」ゲネプロ開催で仕上がりに涙するファンも!“愛”飛び交う演出
舞台「ハマトラ」が初日を直前にゲネプロを開催した

 “ハマステ”こと舞台『ハマトラ THE STAGE -CROSSING TIME-』(演出:加藤真紀子)ゲネプロが16日、東京・六本木の俳優座で開かれ初日を直前にキャストの熱のこもったステージが展開された。

 漫画・ゲーム・アニメとメディアミックスされ、7月からは第2期となるアニメ『Re:␣ ハマトラ』(総監督:岸誠二)放送もスタートし佳境に迫りつつある作品の実写舞台。2014年横浜で『ハマトラ』と呼ばれているナイスとムラサキのコンビは喫茶店「カフェノーウェア」を拠点に探偵業を営み、“ハマのトラブルシューター”として名を馳せていた。彼らは人知を超えた超常的な能力「ミニマム」と呼ばれる特殊能力者を持った「ミニマムホルダー」として、同じくミニマムホルダーが起こした事件などを仲間とともに解決していく。そんなある日、2人の幼なじみで警察官・アートから「横浜で銃を使った殺戮が行われる。ナイス、君たちの力を貸して欲しいんだ」と連絡が入り――。「あと2時間」をキーワードにリアルタイム性を持たせたクライムサスペンスが展開する!

 舞台は開演5分前から楽しめるものとなっており、劇中にも出てくる“レンジャーもの”の映像演出やマオが舞台にあがり注意事項などを説明。その際に、「本物の愛が飛んできます!」と予告があるのだが、本番では“愛”が飛び交い観客が受け止めることができる演出もあるなど、ファンサービス満点だ。

舞台「ハマトラ」ゲネプロ開催で仕上がりに涙するファンも!“愛”飛び交う演出
殺陣シーンも豊富に

 さらにそのマオは劇中に『情報屋マオの情報求ム!』というコーナーがあり、ファンからの横浜、ハマトラに関する質問を舞台上で答えるという双方向性のあるコーナーも開かれ、こちらもWeb(https://ssl.form-mailer.jp/fms/620ba280315604)にて質問を受け付けるという試みが。

 キャストのキャラ作りもしっかり行われており、原作アニメのファンは、どのあたりの時系列か感じられたうえに感情を移入できるもので、ゲネプロを観劇していたファンの中には場面によって歓声が沸いたり逆に涙する方も。ほかにも、ポイントとなるミニマムの演出だけでなく、歌唱やダンス、殺陣とテンポよく作中に散りばめられ、作品を初めて観る観客にも十分に楽しめる仕上がりとなった。

舞台「ハマトラ」ゲネプロ開催で仕上がりに涙するファンも!“愛”飛び交う演出
歌唱シーン

 終了後、ナイス役・高橋健介(19)、ムラサキ役・黒藤結軌(27)、はじめ役・高橋紗妃(18)、バースデイ役・大島崚(22)、レシオ役・髙﨑俊吾(21)、コネコ役・酒井蘭(21)、マオ役・田中稔彦(30)、ガスケ役・金井祐介(28)、モラル役・五十嵐啓輔(27)、アート役・栩原楽人(24)による囲み会見が開かれることに。

 本日のゲネプロの手応えを問われた座長の健介は、「ギリギリまで変更点があって、これからドンドン詰めていかなきゃなという気持ちです」と、まだまだこれからさらなる完成をさせると前を向く。その言葉を裏付けるように五十嵐が、「きょうぶっつけ本番でやった場所もあった」と明かしたり、金井も、「直前にあった変更を試せないまま舞台で演じた部分もあった」とのコメントが。

舞台「ハマトラ」ゲネプロ開催で仕上がりに涙するファンも!“愛”飛び交う演出
 

 実際そのプレッシャーからか健介が、「ナイスの顔の絆創膏が1つ外れてても誰も気づかなくて、直前に気づいて」と、事なきを得たこともあったのだとか。

 ただし、そんな中でも収穫はあったようで、「モラルの出てきたときの反応で、お客さんの空気感が伝わってきて、僕の作ってきた役作りは間違っていないと思いました」(五十嵐)「やってることは間違ってないなと感じました」(栩原)と、方向性を掴んだようで、高﨑も、「お客さんがどんなところで笑ってくれるのか、泣いてくれるのか分かった」と、手応えを口にした。

 報道陣から原作のアニメの魅力を問われ健介は、「いろんな人間の感情が動いている。感情の動きが魅力だと思います」と言うと、酒井は、「普段アニメを見ないですけど、はまってしまって虜になるアニメだと思います」と、自身の見方を。

 役作りについて栩原は、「どう似せていこうかなというのを考えまして、アニメだったら目線を動かすことで伝わることも、舞台ではそれがないのでそこは気をつけました」と役者としてのこだわりや、舞台上でも役柄上結構大食いをしないといけない紗妃は、「食べてるんですけど、なかなか大変なんで、そこらへんを観てほしいかな」と、アピールしていた。

 最後に健介から、「より良いものを見せて千穐楽まで頑張っていきたい。毎公演、毎公演120%の力を出していきたいと思っています!劇場でお待ちしています!」とPRがあった舞台『ハマトラ THE STAGE -CROSSING TIME-』は8月16~24日に全12公演で東京・六本木の俳優座劇場にて上演!

 ■舞台版ストーリー
 2014年、横浜。
 カフェ・ノーウェアでハマのトラブルシューター『ハマトラ』ナイスのケータイ電話が鳴った。
 「横浜で銃を使った殺戮が行われる。ナイス、君たちの力を貸して欲しいんだ」
 警視アートからの不思議な依頼。同時多発する拳銃事件、奇妙な配達物、連続殺人、おかしな大人、消える現金、チカラの対価、鳴り止まないはじめのお腹、疾走するムラサキ。
 バラバラのピースが重なり始める時、一人の男へとたどり着く。
 キーワードは「あと2時間」リアルタイムノンストップ推理アクションの幕が開く!

 ■キャスト
 ナイス役・高橋健介
 ムラサキ役・黒藤結軌
 はじめ役・高橋紗妃
 バースデイ役・大島崚
 レシオ役・髙﨑俊吾
 コネコ役・酒井蘭
 ガスケ役・金井祐介
 マオ役・田中稔彦
 モラル役・五十嵐啓輔
 アート役・栩原楽人

 (アンサンブル)小林照平、板橋康人、工藤陸、大沢初命、杉本康輔、鈴木悠太、楳本修平、幡野智宏、祈織、清水仁美、舟山夏妃、山崎未帆

 公式HP:http://hamatora.eigeki.jp/

 ©カフェノーウェア/ハマトラ製作委員会
 ©HAMATORA STAGE PROJECT

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場面写真
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フォトセッション
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