俳優の佐藤健(25)が10日、新宿ピカデリーで映画『るろうに剣心 京都大火編』(監督:大友啓史/配給:ワーナー・ブラザース映画)の大ヒット御礼舞台挨拶に青木崇高(34)、大友啓史監督(48)と登場した。
今月1日に公開されるやいなや43万人を動員し全国1位を獲得、オープニングから9日間で134万人を記録する『京都大火編』。カナダ・モントリオールで行われた『第18回ファンタジア国際映画祭』では観客賞を受賞し、世界53の国の地域日本のみならず世界でも“るろ剣”旋風を巻き起こす。
各国の反応に大友監督は「カナダでは上映前からスタンディングオベーション。『次を見せろ』と責められました」と笑顔。フィリピンで行われたイベントに佐藤は「2日たっても引きずるぐらい暑かった。1万人が集まってくれるとは思わなかった。熱狂がすごくてしゃべれないぐらい」と報告。劇中で相楽左之助役を演じる青木も「『さーの! さーの!』ってすごかったんです。健なんて、ちょっと喋り始めると『キャー!』って歓声が挙がる」と興奮気味に振り返った。
フィリピンの熱狂的な歓迎ぶりは印象深かったようで、佐藤は「原作ファンの方が多かったですね。インタビュアーの方の質問が鋭い。空港でもVIP待遇で、移動する車の周りを白バイが囲んで先導してくれた」と話した。
後編にあたる『伝説の最後編』が9月13日に公開されるが、監督は「そういえば無事に完成したね」とポツリ。佐藤も「完成しない説がありましたからね」と苦笑した。佐藤は「ふたつでひとつの映画、1本の映画を作っているつもりで作品作りをしてきました」と噛み締め「まずは『京都大火編』を盛り上げて、9月13日に再びるろうに剣心ブームを巻き起こせたらいいな。本当の伝説を作れたらいいなと思ってます」と力強く呼びかけた。
『京都大火編』は絶賛公開中!