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150万再生“オナマス黒沢”新装版原作小説加筆修正!エヴァのようなカタルシスと爽やかな結末

150万再生“オナマス黒沢”新装版原作小説加筆修正!エヴァのようなカタストロフと爽やかな結末
“オナマス黒沢”の小説が加筆修正され帰ってきた!

 『月刊アクション』内のニコニコ静画で13日までに150万再生を突破し、大反響を呼んでいる“オナマス黒沢”こと伝説の漫画『オナニーマスター黒沢』新装版。その原作となった小説『キャッチャー・イン・ザ・トイレット!』(双葉社)が先月10日より加筆修正され発売されている。

 『オナニーマスター黒沢』とは新都社『週刊ヤングVIP』にて連載された伊瀬カツラ氏(現・伊瀬勝良)の同名作。2006年3月より第四十工房にて当時「YOKO」とのペンネームで活動していた漫画家・横田卓馬氏がWebコミック化し、話題を呼んでいた。横田氏は後に商業誌へ本気でチャレンジするという決意を表明し、ファンからは惜しまれつつページは閉鎖されることとなり、もはや伝説と化していた。

150万再生“オナマス黒沢”新装版原作小説加筆修正!エヴァのようなカタストロフと爽やかな結末
 

 そのタイトルから、過激な下ネタが出てくる内容……、なのかと思いきや、現実世界をしっかりと見据えた、甘酸っぱい初恋あり青春ありの学園もの。舞台はとある中学校で、ほかの者とは折り合いがつず、ぼっちとなり、クラスカーストからも距離を置いていた主人公・黒沢翔が、女子からイジメを受けていた女子生徒・北原綾を義侠心的感情から助けてしまうことから始まる。後に、北原は黒沢が助けたことを見破り、黒沢の人には言えない“日課”をしていることを脅しのネタに、黒沢に北原をイジメていた者たちへ復讐を依頼したことから、思わぬ展開へつながっていく。

 横田氏のWebコミック版には当時人気だった新都社の作品や『コードギアス反逆のルルーシュ』といった人気アニメ作品のオマージュも差し込まれ、暗くなりがちな話でも読む者を飽きさせない。読後には『新世紀エヴァンゲリオン』かのごときカタルシスを迎え、人生の壁にぶつかっている読者には勇気をもらえるような青春エンタメに仕上がっている。

150万再生“オナマス黒沢”新装版原作小説加筆修正!エヴァのようなカタストロフと爽やかな結末
戦闘破壊学園ダンゲロスメインビジュアル

 また、横田氏は月刊ヤングマガジンで原作の架神恭介氏とタッグを組み『戦闘破壊学園ダンゲロス』(現在4巻まで刊行)を連載中で、こちらはニコニコ静画で1巻3話まで無料公開中(http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni042671.html)となっている。来月12月4日発売の『ヤングエース』(角川書店)でも1年半ぶりとなる前後編のオリジナル読切『獣の女王』(後編は同28日発売の同誌2月号)にて掲載される予定だ。

 漫画『オナニーマスター黒沢』は15歳以上から閲覧可能で現在最新26話(毎週月曜日更新)まで公開中(http://seiga.nicovideo.jp/comic/6164?watch2_ct1)。小説『キャッチャー・イン・ザ・トイレット!』は650円(税込)で好評発売中!

150万再生“オナマス黒沢”新装版原作小説加筆修正!エヴァのようなカタストロフと爽やかな結末

150万再生“オナマス黒沢”新装版原作小説加筆修正!エヴァのようなカタストロフと爽やかな結末

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