アニメ『残響のテロル』(監督:渡辺信一郎)囲み会見が6月、都内で行われナイン役・石川界人、ツエルブ役・斉藤壮馬、三島リサ役・種﨑敦美、柴崎役・咲野俊介へ、アフレコなど現場などの様子はどのようなものなのかを語ってもらった。
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石川:とても印象に残っているのが、アニメってAパート、Bパートで分かれているんですけど、そのパートごとに、監督が説明してくださるんです。ほかの現場だと、あまりそういう光景を見たことがなくて、とってもありがたいです。やるまえに、自分が現場に持っていったものに対してディレクションというか、答え合わせになりまして、監督がパート頭にこういうものが欲しいとおっしゃって、僕が持っていったものと、監督が言っているものが違った時に、ここはどうしてそうなったんですかと聞くと、真摯に向き合って、でもこうしてほしいというところを、ちゃんとすりあわせをしてくれるのがとても嬉しくて、居心地のいい現場です。なのでその話し合いと、パートごとの説明が印象に残っています。
斉藤:僕は割と経験も浅いので、新しい現場に行くと緊張してしまうんです。新しい現場にどう馴染んでいくのか考えてしまうんです。残響のテロルでもそうそうたる先輩方とご一緒させていただくので、緊張していたんです。ただ、相棒が石川くんということで、1人知ってる人がいたなって。実際入ってみると、ピシっと締めるところと、休憩に入った時のメリハリがすごく完成されていたというか、自分としてはすごくありがたいなと。
種﨑:監督がすごく笑顔で、細かく丁寧に教えてくれるというのと、お仕事の前もそうなのですが毎回話しかけてくださって、緊張しまくっていた私は癒やされました。そうやって現場の雰囲気をつくってくださっています。あと、座る位置がキャラの位置そのまんまの座り位置で、もう少し仲良くなって近づいていけたらなと思っています。
咲野:僕は種﨑ちゃんの腹の音に癒やされています(笑)毎回鉄板だもんなぁ。あれなぁ。
種﨑:(苦笑)
石川:そのときおにぎりをあげるっていう(笑)
咲野:リサは息のアドリブが多くて、フェーダー上げてるから、余計音を拾っちゃうんだよね。かわいそうだなと思うんです。だから、僕は休憩が終わると飯食ったと彼女に聞くんですよね。
※4(石川界人「残響のテロル」はミステリー小説!咲野俊介「一緒に事件を解決してみないかい」【4/4】)へ続く
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■キャスト・スタッフ
原案・監督:渡辺信一郎
助監督:立川譲
キャラクターデザイン:中澤一登
色彩設計:辻田郁夫
美術監督:金子英俊
CG監督:越田祐史
撮影監督:田村仁
編集:廣瀬清志
音楽:菅野よう子
アニメーション制作:MAPPA
制作:残響のテロル製作委員会
■STORY
ある夏の日――
突然、東京を襲った大規模な爆弾テロ。
平穏なこの国を眠りから覚ました事件の犯人は、たったふたりの少年だった――。
“スピンクス”と名乗る犯人たちの、日本中を巻き込んだ壮大なゲームがいま、始まる。
■主題歌
○オープニングテーマ
アーティスト:Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)
タイトル:Trigger
作詞:尾崎雄貴
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
○エンディングテーマ
アーティスト:Aimer
タイトル:誰か、海を。
作詞:青葉市子
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子