元日本代表MFでサッカー解説者・福西崇史氏(37)、サッカージャーナリスト・小澤一郎氏(36)、フリーアナウンサー・DJジャンポ(47)が19日、東京・渋谷のNHN PlayArt本社内でサッカー戦略シミュレーションゲーム『FOOTBALL DAY』プレス向け発表会に登場した。
同ゲームは欧州名門リーグでプロサッカー選手を率いる監督となって、 チーム編成や戦術の組み立てなどを行いながらリーグの頂点を目指すサッカー戦略シミュレーションゲーム。好みのフォーメーションを組み、戦略的にチームを育成したり、欧州リーグ選手が実名で登場したりすることが特徴で、香川真司選手らも登場している。PCでもスマートフォンでもプレイできるブラウザゲームとなる。
福西氏は、本作へ、「自分の臨むベストイレブンを組み立てられるというのはワクワクしますよね」と、期待を。さらに、選手の出身国・リーグ・クラブによって選手間の絆が生まれチームプレイが向上するというシステムが搭載されているということに、「現実的には性格上合わねぇだろ、というのもあるでしょうし、ある意味ドキドキしますよ」と、選手自身のことを思い浮かべての組み立てを想像し笑みを浮かべることに。
いよいよ6月に迫ったW杯への話題へ向くと、日本代表の選手発表のときのことについて、なかでもとくにサプライズとなった大久保嘉人選手へ、小澤氏は「選ばれないだろうなと思っていたんです」というと、福西氏も、「ザッケローニ監督が呼ばなかった選手を急に呼ぶと思わなかった。これまで監督がやってこなかったサプライズが最後の最後に来て驚いた」と、うなずくことに。
さらに大久保選手の起用へ、小澤氏は、「ザック監督がこのタイミングに大久保を入れるというのは、勝ちに行くというのを感じますし、世論も含めて反応したと思います。フロンターレで横断幕を掲げて発信したこととかもいい理由ですよね」と、メディアの発信も後押ししたのではと分析したり、福西氏は、「動きのメリットが大きい選手たちを集めていることから、ザッケローニ監督が取ろうとしている戦略がわかりますね。これまで戦ってきたメンバーが多く、パスサッカーで行くというメッセージも込められている」と、見方を示していた。
ちなみに、福西氏は日本代表で気になる選手を、遠藤保仁選手と挙げ、「コントロールで展開も、相手との駆け引きも変わってきますから。そのタクトにかかっていると思います」と、期待を寄せていた。
囲み会見では、来月開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表について福西氏は「グループリーグ突破の可能性は高い」としつつも、「2勝1敗でグループリーグ突破するのでは。コロンビアには負けると思う」と予想。「コロンビアに負けてもベスト16をしっかりと戦えるように。ベスト16で勝負に出る」と前を見据えていた。
また、監督のA級ライセンスを持っている福西氏へ、日本代表監督になるのはどうかとの質問も飛んだが「まだまだ、免許が足りないんですよ」というと、中村から「S級免許が必要だもんね」と、投げかけられ「頑張りますけど」と、意欲を見せる一幕もあった。
『FOOTBALL DAY』は、5月21日にサービス開始!