女優・剛力彩芽(21)が15日、東京・浅草公会堂で『第30回浅草芸能大賞授賞式』に出席し新人賞を受賞した。
大衆芸能の奨励と振興を図ることを目的に公益財団法人台東区芸術文化財団が創設した賞。今回剛力が受賞した『第30回浅草芸能大賞新人賞』はかつて、所属事務所の先輩である上戸彩が平成20年時に受賞するなどしている。
白のワンピース姿で現れた剛力。本日、少し風邪気味ながらも、新人賞の賞状をもらい「今の今まで実感が沸かなかったです。この賞に恥じないように頑張りたい」と、笑みがこぼれる。
トークショーでは、新人賞の受賞へ、「一覧表を観させていただいたら、大先輩たちが新人賞を取っているので、そこに仲間入りさせてもらうのは嬉しいですし、お仕事を初心を忘れずに頑張りたいと思っています」と、気合を入れ直した。
その後、司会からさまざまな質問がされ、自身の名前が剛力と珍しいことへ、「忘れられない名前で、一回で覚えて頂けて幸せです」と、感謝していることや、怒ることはあるのかと、パーソナリティに迫る質問もされると、「ほとんどないです」といい、逆に怒られることへは、「両親には怒られます。『早く寝なさい』って。おうちに帰るとちょっとゆっくりしちゃうんです」と、苦笑いする様子も見せていた。
ほかにも、将来どうなっていきたいかと問われた際には、「とくにいまは何でもやりたい。メインとしてはお芝居で役者を中心に行きたい。剛力彩芽みたいになりたいと言われるような役者さんになりたい」と、希望を。
そこから尊敬する先輩を問われると、剛力は事務所の先輩で昨年に奨励賞を手にした米倉涼子を挙げ、「なかなかお会いできないですけど、マネージャー介して『ドラマを観たよ』という感想をくれるので、私もそういうことをしていきたい」と、交流を明かしていた。
ほかにも、プライベートで勉強したいことを問われ、「空がすごく好きなので、気象予報士とか。難しくて、なかなか取れないですけど、勉強してみたい。あと、船舶免許が取ってみたい、海も好きなので。釣りとかもしてみたいと思っています。いつかできたらいいなと思っています」と、夢が膨らんでいる様子を見せる。
10年後どうなっているかを問われると、「お仕事はもちろん続けて、できれば家庭を持ってたら幸せだなと。タイプですか?よく笑って、よく話す人です。一緒にいてワクワクするような人。好奇心のある人です」と、現段階のタイプも合わせて未来を思い描いていた。
■第30回浅草芸能大賞受賞者
・新人賞:剛力彩芽
・奨励賞:春風亭一朝
・大賞:水谷豊