ガールズユニット『東京女子流』の小西彩乃(16)、山邊美夢(17)、新井ひとみ(16)、中江友梨(16)、庄司芽生(16)が24日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で主演映画『学校の怪談-呪いの言霊-』(監督:落合正幸/配給:エル・ティー・コーポレーション)舞台あいさつに俳優・武田航平(28)、落合監督とともに登壇した。
1999年の『学校の怪談4』から15年ぶりに東京女子流とタッグを組み再びスクリーンに登場。“消えたクラスの謎”、“教室でのこっくりさん”、“廃虚となった学校で覗いてしまった『きつねの窓』”という3つのエピソードが交錯するホラー映画作品となる。
セーラー服姿で登場した5人。中江が「女子流メンバーは演技の経験がなくて、素人同然で、大きな規模のお仕事を頂いたんです。共演がプロの方だったので圧倒される演技ばかりで女子流もついていけなくて」と、恐縮気味だったが、武田は、「演技に真摯に取り組む姿勢があって、逆に勉強させてもらえるような感じでした。一生懸命やっていて、現場でカットがかかってダラッとなる人が多いんですけど、ビシッとやって頂いて、本番は鬼気迫るものがあったりして、普段、歌って踊っている彼女たちとは違う一面が見えました」と、称えると、5人とも胸をなで下ろす姿を見せた。
恐怖映画につきものの恐怖体験について問われると、以前に女子流メンバーで共同で暮らしていた寮のことを語りだし、新井は「カーペットでフローリングがないんですが、部屋のいたるところからコツコツと、ヒールで歩くような音が聞こえるんです。それで一度みんなで、リビングに集まって泣いちゃったことがあって」と、恐怖に涙したエピソードを。しかも、山邊は、その際に玄関の開いた音がしたため、「泥棒かと思って棒を持って戦いに行こうと思った」と、勇敢なコメントも飛び出し、場内を笑いの渦に引き込むこととなった。
そんな和やかな舞台あいさつとなったが、いきなり劇場内の電気が落ち、真っ暗になり女子流メンバーは大焦り。すると舞台に狐面をした男が“乱入”し、女子流メンバーは叫び声を上げながら、逃げ惑い、肝を冷やす体験をするというドッキリも行われることとなった。
あいさつ終盤には、庄司から、東京女子流がサンフランシスコで開催される日本のポップカルチャーを中心に紹介するストリートフェスティバル『J-POP SUMMIT FESTIVAL 2014:POPCORN IS OUR TRADITION』へ招待されたことが発表。さらに、本作がサンフランシスコで7月19~27日に開催されるサンフランシスコ日本映画祭での上演が決定したことがアナウンスされ、中江は、「女子流が海外の方にどう映るのか楽しみです」と、笑みを見せていた。
映画『学校の怪談-呪いの言霊-』は23日より全国ロードショー中!