NO IMAGE

水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も

水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も
水谷豊が授賞式で俳優論などを語った

 俳優・水谷豊(61)が15日、東京・浅草公会堂で『第30回浅草芸能大賞授賞式』および『第31回浅草名人会』並びに『スターの手型』顕彰式に登場した。

 『浅草芸能大賞』は一般公募の区民審査委員からの推薦をもとに、芸能関係に精通している専門家で構成する専門審査委員会の審議を経て選出されているもの。水谷は映画やドラマでの幅広い活動に加え、ドラマ『相棒』シリーズでの杉下右京役などで、不動の人気を誇ることから選出となった。

 まずは、浅草演芸大賞を受賞することと合わせて手型の顕彰から行われ、「水谷さん!」「右京さん!」などの声が飛ぶ中、スーツの下にはサスペンダーをして杉下右京そのままのような形で登場した水谷は「長い歴史のなか、自分の手型が残されるのは光栄なことでしょう。水前寺清子さん、野口五郎さん、文珍師匠と一緒に手型がここに残るのが嬉しい」と、スピーチ。

水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も
 

 続けての浅草演芸大賞では「役者は、人との出会い作品との出会いがあって初めて長く続けられます。このように華々しい賞を頂けて光栄です」と。ファンらへ感謝しつつのメッセージ。さらに、ロケ先などで、近くを歩いていると、「このへんで何かあったんですか?」など、まるで、杉下右京に尋ねるかのごとくなものになっている珍エピソードも起こっていることなどを明かし、ファンを沸かせていた。

 トークショーでは、俳優になった経緯を話すこととなり、「テレビが夢のようで別の世界で、どうなっているんだろうというので入りたいと言っていたら、近所のおばさんが、児童劇団のパンフレットを持ってきてくれて、感謝ですね」と、しみじみ。後に、家庭の金銭的な事情で大学への進学できなかったときに、「おこづかいをもらえないから、『バイトしないといけない』という時、昔から知ってたプロデューサーから声がかかって、評判よくてまた次の『バイト』がきて、それが今でも続いています」とも。

水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も
 

 さらに、この役者活動が『バイト』についての真意を司会から問われ、「どうしても、俳優というのは自分が一生やりたいと思っていてもやれる仕事じゃない。自然退職というのはありますが、定年退職がない。それで、本職というのでやり続けられるだろうかという思いがあるんです。もう一つは、あまりにも一生懸命やりすぎて、余裕がなくて、ちょっとした色気とかは余裕の部分にあるんだろうと思って。本職でやるのは必ずしもいいことではないと思って」と、持論を展開。

 『相棒』に絡めた話では、水谷自身は実は「お酒が飲めない」と告白したり、紅茶好きではなく、「コーヒー党なんです」と、明かすと客席のファンからも驚きの声が飛ぶ一幕も。さらには、紅茶ポットを高いところに持ち、カップに入れるという演技についても、水谷発案で始まり、「ちょっとずつ高くなっていた。跳ねます(苦笑)。そのときによってとても熱い時があるんですよ。最近はそうでもなくなりましたが。上げ過ぎて蓋がティーカップに入るときもある」との裏話も披露するなど場内は大盛り上がり。

 ほかにも、司会が水谷のパーソナルな部分にも切り込み、「朝と昼食べないんです。夜は自分を野放しですね。それが自分にも合っているようですね」と、食事のことを明かしたり、司会から以前のインタビュー記事にまばたきをしないと書いてあったことを問われると、「そんなことありますかねぇ?たまたま、まばたきのタイミングが(記者と)一緒だったんじゃ」と、自然体の水谷を引き出していた。

 ■平成25年度「スターの手型」顕彰者
 ・桂文珍
 ・水前寺清子
 ・鶴澤寛治
 ・野口五郎
 ・水谷豊

 ■第30回浅草芸能大賞受賞者
 ・新人賞:剛力彩芽
 ・奨励賞:春風亭一朝
 ・大賞:水谷豊

水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も

水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も

水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も
水谷豊
水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も
桂文珍
水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も
剛力彩芽
水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も
水前寺清子の夫の小松明さんがかわりに登壇
水谷豊 役者は“バイト”!?浅草芸能大賞受賞式で「相棒」裏話も
野口五郎妻の三井ゆりがかわりに登壇
広告