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【アカデミー賞】橋爪功「東京家族」山田洋次監督から逃げ回る!妻夫木聡は困った事態に

【アカデミー賞】橋爪功「東京家族」山田洋次監督から逃げ回る!妻夫木聡は困った事態に
橋爪功が山田洋次監督から逃げまわった思い出などを語った

 俳優・橋爪功(72)が7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪内で『第37回 日本アカデミー賞』授賞式に主演作『東京家族』(監督:山田洋次/配給:松竹)で主演男優賞を受賞となり登壇した。

 1953年の小津安二郎監督による『東京物語』をリメイクした作品。瀬戸内海の小島に暮らす老夫婦が、娘・息子のいる東京へ。しかし子どもたちは日々忙しく、両親をもてなすどころか押し付け合うばかりだった…。

 昨年の最優秀主演女優賞となった司会の樹木希林(71)と橋爪は文学座同期だそうだが、樹木が「機嫌よく来ました?同期会にも顔を出してくれないの。華やかなところ嫌いなの。よくスーツを新調してくれました」と、本作のような賞レースに来るのには少々抵抗があることが明かされ、橋爪は苦笑いを浮かべることに。

 意外にも橋爪にとっては、初の山田洋次監督(82)作品への出演となったそうだが、「ご近所では会ってるんです。同じ町内なんで」と軽口を叩きつつ、役作りで背中を曲げていたことに、「私も歳なんですけど、曲げてくれと言われて大変でしたね。すっかり体壊して大変でした。それで、マッサージ屋さんが(山田監督と)一緒なんですよ。マッサージ屋さんから、『奥で、山田監督に話がありますか』と言われたり、東宝の撮影所だったんですけど、家まで迎えに来られたらどうしようと思われて、逃げ回ってました」と、恨み節。

 橋爪と親子役だった俳優・妻夫木聡(33)にコメントを求めると、「割と年が離れた父子という設定でしたけど、親父と距離感というのを取らないといけなかったんですけど、僕が距離を取ろうとすると話しかけてくるんです」と、少々困った事態だったのだとか。

 昨年の最優秀主演男優賞の俳優・西田敏行(66)から、演技を絶賛されたが、「何も考えていませんでした」と、飄々で、「お客さんの方が見る目がありますから。この作品を山田監督がやった勇気というのはありました」と、最後は山田監督を持ち上げていた。

【アカデミー賞】橋爪功「東京家族」山田洋次監督から逃げ回る!妻夫木聡は困った事態に

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