ソチオリンピック スノーボード男子ハープパイプで銅メダルを獲得した平岡卓選手（18）が27日、千葉県・イオンモール幕張新都心で行われた「KANAERU櫻」開会式に、女優・栗山千明（29）とともに登場した。
テレビで観ている美人女優に間近で見つめられた平岡選手は、ソチオリンピックで見せた競技時、堂々としたカッコいい姿とは違い、「きれいですね」と、言うのが精いっぱい。栗山に、「気を使っていただきありがとうございます」と笑顔で返されると、18歳の少年の顔で終始、照れていた。
同イベントは、イオンモール株式会社が、この春新しいスタートを切る人を応援する「DO START！かなえよう！新しいジブン！キャンペーン」で、特設WEBサイト（http://domall-aeonmall.com/dostart/）で、なりたい「新しいジブン」の投稿を募集。抽選で1名に最大1千万円相当の予算をかけて、イオンモールがプロデュースするというもの。
イオンモール幕張新都心内の吹き抜けスペース「グランドコート」に、高さ7メートルに及ぶ本物の桜が設置された。
千葉県における平年の開花予想日（ソメイヨシノ）は3月31日だそうで、それよりも約1ヶ月前の“お花見”が実現した。
平岡選手は、「桜って春に咲くんかなぁと思っていたけど、室内で咲いてて、めっちゃ綺麗です」と、自身がハーフパイプのリップ（縁）の部分から跳ぶ高さ5～6メートルとほぼ同じ7メートルの桜の木を見上げた。
その平岡選手は、この春から立命館大学に通う大学生として新生活をスタートさせる。「大学生活が始まるということで、18歳なので免許取れるようになるし、いろいろ活動の範囲も広がってくると思うので楽しみ。九州に行ったことないから、ドライブで友達と南の方に行ってみたいです」と、思いを馳せた。
春の新生活に向けて準備していることを問われた平岡選手は、「今まで忙しかったので、準備というよりは、これから自由に何も考えずにやっていきたいです。（両親から）『ひとり暮らしすんな』と言われているから、家から通うと思いますけど」と、語った。
平岡選手は、また、桜の木の前にあるボードに、叶えたい新しい自分の夢を書き、「夢が花開くように」との思いを込めて貼るが、「BIGになる」とシンプルで、「スノーボードでも人間的にもビッグになる」と、宣言した。
栗山が、「アウトドアな趣味を持ちたい。普段は漫画を読むかアニメを見ているかなので、健康になれるスポーツを始めたい」と、脱インドア派を宣言すると、平岡選手は、「スノーボードぜひ始めていただけたら（笑）」と、薦める。これに栗山も、「確かに、スノーボードやってみたいです」と、呼応。
栗山は、平岡選手の活躍をテレビのニュースで見たそうで、「すごかったです」と感想をいうと、「多くの人にスノーボードを知ってもらえて、うれしいっす」と、平岡選手も笑顔。大きな瞳の美人女優に間近で見つめられた平岡選手は、ソチオリンピックで見せた競技時、堂々としたカッコいい姿とは違い、「きれいですね」と、言うのが精いっぱい。栗山に、「気を使っていただきありがとうございます」と笑顔で返されると、18歳の少年の顔で終始、照れていた。
