
女優・栗山千明(29)が27日、千葉県・イオンモール幕張新都心で行われた「KANAERU櫻」開会式に、ソチオリンピック スノーボード男子ハープパイプで銅メダルを獲得した平岡卓選手(18)とともに登場した。
叶えたい新しい自分の夢を聞かれた栗山は、「アウトドアな趣味を持ちたい。普段は漫画を読むかアニメを見ているかなので、健康になれるスポーツを始めたい」と、脱インドア派を宣言すると、平岡選手は、「スノーボードをぜひ始めていただけたら(笑)」と、薦める。これに栗山も、「確かに、スノーボードやってみたいです」と、笑顔で呼応した。
同イベントは、イオンモール株式会社が、この春新しいスタートを切る人を応援する「DO START!かなえよう!新しいジブン!キャンペーン」が、2月27日から全国のイオンモールでスタートするのを記念して行われた。昨年12月にオープンしたイオンモールの旗艦店イオンモール幕張新都心内の吹き抜けスペース「グランドコート」に、高さ7メートルに及ぶ本物の桜が設置された。
これはプラントハンターとして世界中を駆け巡り、ひとの心に植物を植える“そら植物園”の活動を手掛ける西畠清順氏が、「KANAERU櫻」と銘打ち、この春に新生活をスタートさせる人々を満開の桜で応援しようという試みで製作された。
特設WEBサイト(http://domall-aeonmall.com/dostart/)で、なりたい「新しいジブン」の投稿を募集。抽選で1名に最大1千万円相当の予算をかけて、イオンモールがプロデュースするというもの。
特殊な花器の形状から、桜の中を通り抜けられるようになっており、中央部で上を見上げると桜の花びらが満天を覆うように見える。また、地上5階の吹き抜けとなっており、1階からは高さ7メートルの桜を見上げ、2階からは満開の桜を間近で、3階以上からは眼下に桜を見下ろして楽しむことができる。

この桜は、長野県東筑摩郡筑北(ちくほく)村で、休耕地となった畑に「啓翁桜(けいおうざくら)」を植えて育ててもらっている。その桜を1月に切り出して、温室や冷蔵庫を使って、温度調節をし、咲く時期をコントロールした結果、この日で9分咲き。明日か明後日(週末)には満開を迎えるという。
西畠氏「啓翁桜と彼岸桜の2種類の桜を使用しています。小輪で豪華さはないですが、素朴でフェミニンな花」と、説明。千葉県における平年の開花予想日(ソメイヨシノ)は3月31日だそうで、それよりも約1ヶ月前の“お花見”が実現した。
2012年からイオンモールのCMキャラクターを務める栗山は、「まだ、2月なのに、綺麗に咲くんだなぁと、ちょっと不思議な妄想の中にいるような気分になりますね」と、頭上の桜を見上げながら感慨深げ。
続けて、「なかなか上から桜を鑑ることも、桜の下をくぐることもないですよね。この企画ならではじゃないでしょうか。またあらためてきて、満開の桜を見たいですよね」と、笑顔で話した。

新生活の思い出として栗山は、「田舎から初めて東京に来たときは度胸がいった。ここから新しい自分になった。環境も変わりますし、お仕事のこともあって、勇気を出して東京に出てきた時がスタートで、転機だったかなぁと思います」と、振り返った。
桜の木の前にあるボードに、叶えたい新しい自分の夢を書き、「夢が花開くように」との思いを込めて貼るが、栗山は、「いろんな趣味に挑戦し、経験や知識の幅をもっと拡げて、どんなことにも楽しんでチャレンジしていける人になる!!」と書いた。
また、イオンモール春の新CMでの撮影が「イオンモール幕張新都心」で行われたそうで、「DOの形をした蝶を全部捕まえようと、ココを駆け回って頑張ってます。ジャンプし過ぎて息があがっちゃうぐらい頑張りました。春らしく気分も前向きなグーな感じです。背中を押してくれるのが春の良さ」と、CM中に出てくる決めポーズでPRした。3月5日より全国放送される。









