NO IMAGE

【ソチ五輪】フィギュア町田樹、「火の鳥」で11位から逆転メダル狙う!4回転転倒も諦めない魂のスケート

 11位からの逆転メダルを狙う「フィギュアスケート男子」日本代表の町田樹選手(23=関大)が、14日(日本時間:15日)に行われた「フィギュア男子フリープログラム」(アイスベルク・パレス)に登場。冒頭の4回転を転倒するも、その後は魂の滑りで、残りのジャンプを成功させ、5位入賞を果たした。

 曲『火の鳥』。最初の4回転トゥーループを転倒する苦しいスタートとなったが、次の4回転トゥーループをこらえてダブルトゥーループのコンビネーションにつなげる。その後も、トリプルアクセル、トリプルトゥーループを成功させる。ステップでは“火の鳥”を大きく手足を動かし表現していく。トリプルアクセルをしっかり飛び、魂の滑りを繰り広げていく。後半のトリプルループ、トリプルルッツを決め、トリプルフリップからのダブルトゥーループ、ダブルトゥーループの3連続を成功させる。最後のジャンプであるトリプルサルコウもしっかり跳ぶ。

 演技終了後、がっくりとした表情で笑顔はなく、悔しさをにじませた。得点は169.94点(技術点88.22点、演技構成点82.72点、減点1点)で、ショートとフリーの合計が253.42点。

 3位のデニス・テン選手(カザフスタン)が255.10(84.06、171.04)で、4位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)が253.92(86.98、166.94)ということで、冒頭の4回転のミスが悔やまれる。

広告