舞台『もっと泣いてよフラッパー』(作・演出・美術・出演の串田和美)が8日に東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーンで初日を迎え、主演の女優・松たか子(36)と串田がコメントを寄せた。
Bunkamura25周年記念公演第2弾。串田が1977年に書いたオリジナル戯曲で92年まで5公演が行われた人気の舞台。1920年という設定で空想の街・シカゴを舞台に、音楽、頽廃の香りが漂うフラッパーらのそれぞれの恋物語などが音楽に乗せて描かれる、魅力にあふれる作品となっている。
まずは串田から、「みんなが一生懸命、僕のことを理解しようととっても努力してくれたおかげで面白いものができあがったし、僕自身もなんで芝居をやってきたか原点を再確認できてとても大事な大事な作品になってます」と、思いを明かし、「僕にとってはこういうのが芝居なんだなあ、と、こういう芝居はあんまりないぞ!と思います」と自負を見せることも。
一方の松は先月17日の製作会見(参照記事:http://japan-newslounge.com/archives/111572)で本作を中学生のときに鑑賞したことを明かしていたが、初日を迎え「お客様に楽しんでいただけるように、皆でショウを盛り上げていきたいと思います。劇場でお待ちしています」と、気合のこもったコメントを寄せている。
舞台『もっと泣いてよフラッパー』は2月8~3月2日まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、3月7~9日まで長野・まつもと市民芸術館、3月14~16日まで大阪・シアターBRAVA!にて上演!
■キャスト
トランク・ジル(踊り子):松たか子
旦那アスピリン(黒手組の首領):松尾スズキ
お天気サラ(踊り子):秋山菜津子
青い煙のキリー(踊り子):りょう
クリンチ・チャーリー(八百長ボクサー):大東駿介
フラポー(ベンジャミンの許婚者):鈴木蘭々
月影ギナン(踊り子):太田緑ロランス
銀色パパ(銀色ファミリーのボス):串田和美
コミ帝国の皇太子:片岡亀蔵
シカゴタイムズの新聞記者・ベンジャミン:石丸幹二