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梶浦由記、全国ツアーに1万7千人!「喜びも5倍」【セットリスト】

梶浦由記、全国ツアーに1万7千人!「喜びも5倍」【セットリスト】
『Yuki Kajiura LIVE vol.#11』

 音楽プロデューサーの梶浦由記が9日、東京・中野サンプラザでコンサートツアー『Yuki Kajiura LIVE vol.#11』のスペシャル公演『elemental Tour 2014 / Fictionjunction YUUKA 2days Special』を行った。

 アニメ界のトップコンポーザーとして『ガンダムSEED』『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』など数々のアニメ音楽を手がけ、Kalafinaのプロデューサーも勤める梶浦。今年1月には新アルバム『elemental』をリリースし、春から始まるNHK連続テレビ小説『花子とアン』の劇中曲を手がける。そんな梶浦がスタートしたライブツアーは東京、大阪、宮城、北海道、埼玉、愛知、福岡、台湾の8都市11公演を行い1万7千人を動員する。

 コンサート直前に行われたインタビュー。梶浦は「久しぶりのアルバムで日本語比率が高め。意味がわかりやすいと思います」と笑顔。4月12日には台湾・台北でもコンサートを行うが「初めての台湾です。以前に香港でコンサートをしたとき、『台湾にも来てください』と言われたのでいい音楽を聞いていただきたい」と話した。

 この日はヴォーカリストにYUUKAを迎えての東京公演2日目。昔の曲を中心にしたというセットリスト(後記)が組まれているが「今やるとこんなに新鮮に感じるんだと思いました。自分の作った曲なんですけど、この曲にはこういうところがすごくいいなとか。いろんな意味で新鮮」と語った。

 全国で開かれる日程に「北海道から福岡まで行けることがまず嬉しいです。より多くの方に見てもらえるので、喜びも5倍」と語りながらも「実は日帰りが多い。遠いところは日帰りできないので、(その機会を)虎視眈々と狙ってます」と笑いを誘った。

 女優・吉高由里子が主演をつとめる前期の連続テレビ小説の音楽を手がけることを聞かれると「ちょうど第一期の音楽を作ってました。すごく映像もすばらしくて、面白いドラマになると思います。放映が楽しみ」。後半の楽曲に関してはこれから制作するということで「ツアーをしながらニヤニヤと作戦を練ってます。今年は曲数を作る年になりそう。ちゃんと心を込めて仕上げたいです」と楽しそうに構想を明かした。

 また、「別人が作曲した」として騒動に発展した作曲家の佐村河内守氏について質問されると「こればっかりは難しいですね。状況を全く知らないのでコメントできませんが、自分が作った曲に対する思いは人それぞれだなと思いました」と話した。

 最後に梶浦は「ライブは本当に楽しみ。私たちのライブに来てくれたぶん楽しんでいただきたいです」と意気込みを語った。

■セットリスト

Yuki Kajiura LIVE vol.#11  Fictionjunction YUUKA 2days Special
2014年2月9日 東京・中野サンプラザ

M1  overture 〜 circus
M2  aikoi
M3  Siily-Go-Round
M4  cradle(MADLAX O.S.Tより)
M5  誰もいない場所
M6  しずかなことば
M7  約束
M8  angel gate
M9  ピアノ
M10 焔の扉
M11 光る砂漠
M12 inside your heart
M13 blessing
M14 romanesque
M15 荒野流転
M16 記憶の森
M17 cazador del amor
M18 nowhere
M19 聖夜
EC1 ふたり
EC2 暁の車

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