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【ソチ五輪】開会式!シャラポワ、カバエワが聖火ランナー!最終走者は?聖火台への点灯方法は?

 『第22回冬季ソチオリンピック』(以下、ソチオリンピック又はソチ五輪)が7日、午後8時14分(日本時間:8日午前1時14分)よりロシアのソチ市に建設されたフィシトオリンピックスタジアムで開会式を行い開幕した。

 チェルニシェンコ・ソチ五輪組織委員会会長のスピーチ。続いて、IOCのトーマス・バッハ会長のスピーチ。プーチン大統領が「第22回ソチ冬季オリンピックをここに開会いたします」と、開会宣言。盛大に花火が打ち上げられる。

 会場が暗くなり、チャイコフスキーの『白鳥の湖』に乗ってロシアバレエ界の大スター・ディアナ・ヴィシニョーワが登場。体が回転すると傘のように広がるフードのようなものを被って踊る。最後に、大きな鳩を作る。オリンピックでは、平和の象徴として鳩が必ず盛り込まれる。

 続いて、オリンピック旗が登場。女優のチュルパン・ハマートヴァ、映画監督・俳優のニキータ・ミハルコフ、指揮者のヴァレリー・ゲルギエフ氏、世界初の女性宇宙飛行士・ワレンチナ・テレシコワ氏、元スピード・スケート選手のリディア・スコブリコーワさんら8人が五輪旗を持ってた入場。ソプラノ歌手のアンナ・ネトレプコと聖歌隊によるオリンピック賛歌が歌われる中、掲揚される。

 ロシアのショートトラック代表、ルスラン・ザハロフによって選手宣誓が行い、続いて、審判の代表とコーチの代表による宣誓も行わる。

 暗くなった会場にLEDライトを身にまとったローラースケートの選手たちが入ってくる。中央で円を作り、銀河を現す。暗くなった会場の上空に星座のように、電飾で冬季オリンピックの各種目が点滅して現れる。スキー、スケート、スノーボード、ジャンプ、アイスホッケー一周回るごとに点滅が早くなり、最後に、アイスホッケーの選手がパックを打つと、約2時間にわたったショータイムもクライマックスへ。

 フィールドに光の道ができ、聖火ランナーとして最初に現れたのが、女子テニスプレイヤーのマリア・シャラポワ選手。続いて、棒高跳びのエレーナ・イシンバエワ選手へ手渡すと、一緒に走る。元レスリング選手のアレクサンドル・カレリンさんへとつなぐと3人で走りだし、続いて元新体操のアリーナ・カバエワさんへ。4人で走って最後に、元フィギュア選手のイリーナ・ロドニナ、元アイスホッケー選手のウラディスラフ・トレチャクさんヘ手渡す。

 2人は聖火が灯るトーチを持ったまま、会場の外へと走りだす。その脇をショーに出演した3000人の出演者が見送る。その先には、ブルーと白にライトアップされた聖火台が!

 ストラビンスキーの火の鳥の羽のような形をした聖火台へと走っていく2人。聖火台前の小さな台へ火をつけると、聖火台へ向かって大きな炎が駆け上がっていく。「火の鳥」に命が吹き込まれると同時に、オリンピックパーク内で花火が打ち上げられる。何発も何発も上がり、オリンピックパーク自体も色とりどりにライトアップされ、開会式が終了した。

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