アイドルグループ『AKB48』の姉妹グループで福岡・博多を拠点に活動している『HKT48』メンバーが26日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで『東京モノレール×HKT48キャンペーン』発表会に登場した。
東京モノレールが50周年を迎え、さらに全国の方にモノレールの魅力や利便性を伝えるという趣旨のもと開催。羽田空港からの主要路線である福岡が、モノレール利用者を多く抱える都市なため、福岡を拠点に全国で活躍するHKT48が選ばれることとなった。
まずは、モノレールに対するイメージについて問われた“さしこ”指原莉乃(20、チームH)は、「私は、大分からオーディションで上京するときに、そのときに使っていて、毎回風景が綺麗で、大分を離れて寂しいという気持ちはあったんですけども、テンションが上がっていました」と、思い入れがあるのだとか。
“はるっぴ”兒玉遥(17、チームH)は「小学生のときに家族旅行で来たことがあるんですけど、時間が早くて便利だなと思いました」と、利便性をあげ、“さくら”宮脇咲良(15、チームH)は、「ビルの間を抜けるのが、アトラクションみたいでした」と、ワクワクしていたという。
こうして盛り上がったものの実際にCMでどんなことをするのかメンバーは聞いていないそうで、“まどか”森保まどか(16、チームH)が「私キャッチフレーズ考えてきたんです!ぜひ使ってほしいなと思っているんです!」と、言い出すことに。どんなものか実演してもらうと、「東京モノレールいつで“も乗れーる”!」と手を振り上げ実演。これには指原も関心し「大人の人次第だけど、これは私達で推して行きたい。たぶん使われないけど、半年後“乗れーる”が流行語大賞になっているかもしれないので狙って行きましょう」と、後押ししていた。
唯一決まっていることは指原による車内アナウンスだそうで、「小学生のときに放送部にあこがれてました。私滑舌悪いんで…」と言う指原に、兒玉が「えー!そうなんですか、全然そんなイメージなかったです!」と、詰め寄る。すると指原は、「はるっぴが悪すぎるし、もっと悪い子もいるので隠れてるんですけど、そんなに滑舌よくなくて早口ですよ」と、自身のことを絡めて話す様子も。
ここで、試しの原稿を指原に手渡し、読んでもらうことに。「初めて見たので難しいですけどやってみます」と、原稿を手に、「ご乗車ありがとうございました。羽田空港国際線ビル駅に到着致します。改札口を出ますと、すぐに出発ロビーです。お気をつけて行ってらっしゃいませ。お帰りなさいも東京モノレールのご利用をお待ちしております」と、初めてにしてはしっかりと読み切りつつ、「東京モノレールのところが無茶苦茶難しい」と、感想を。
さらに、兒玉に「羽田空港国際線ビル駅って言える」と指原が振ると、兒玉は噛み噛みで手こずる様子を見せていた。
東京モノレールの関係者からたすきをかけられ、指原は「任命されたのを感じますね。責任感をグッと感じるというか、モノレール派を増やさないとなって」と、身も引き締まったようで、「私達HKT48はさらに多くのみなさんに、モノレールにご乗車して頂けるようにモノレール派として、任務を遂行していくことを、ここに宣言します。羽田アクセスモノレール!」と、声を合わせて宣言していた。
囲み会見では、指原は、「私達、田舎者なので、都会的な乗り物のイメージに選ばれるのは嬉しいので、もっと都会的になっていかなきゃなと考えています」と、PRすることに。
宮脇は東京モノレールのいいところについて、「キャリーケースを持って入ったんですけど、キャリーケースを置ける場所があって感動しました」というと、指原は「あるよね!」と共感することに。
森保は会見で言ったキャッチフレーズについて、「さっき考えました」といい「モノレールは窓からの景色がいいですね。“まどか”だけに」と、またもダジャレ。すると、報道陣から、「ダジャレといえばSKE48の松井珠理奈さんですがその座を奪い取りに行くんですか?」と、問われると、「もちろん奪いに行きたいと思ってまーす!」と元気のいい回答。そこで指原に、森保のダジャレのクオリティーの感想を求めると、「正直、珠理奈のもまあまあなんで、お互いどっちでない感じ。でも珠理奈は頭がいいので、森保に負けないようにさせたい」と、語っていた。
そんなキャラクター性が出てきた後輩らについて、指原は、「私は関係なくて勝手に育ってきてます。置いてけぼりになってますよ」と、コメントし、車掌の格好で前に出てPRはしないかと問われると、「若い子をどんどん出していきたいので、若くて可愛い子をどんどん映してもらいたい。私はAKB48のCMのときは映らないタイプだったので、見守る形で」と、オブザーバー的な感じにしたいと考えを明かしていた。
報道陣から、「HKT48は一発ギャグな感じのメンバーが多くないですか?」と問われると、指原は、「私がさせてるわけではないですけど、指原がさせてると思っている人が多い。本当に勝手にみんながやってくれてるんです。みんなが芸達者なので私は見守るのみですよ」と、事情を説明することも。
ほかにも、ドラフト生の山本茉央のことに触れ、「この子も、変わってて、高橋みなみさんのことを知らない。高橋みなみさんのモノマネをやってと言ったら、あの『剛力(彩芽)ダンスの?』って、峯岸さんのことを言っていて、的外れな回答をしてくれる人が増えたので楽しみです」と、期待を寄せていた。
なお、今後は交通広告や指原による車内アナウンス、さらに、3月5日からテレビCMを放映などを予定している。
■当日の出席メンバー
穴井千尋、兒玉遥、指原莉乃、宮脇 咲良、森保まどか、田島芽瑠、朝長美桜