NO IMAGE

大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」

大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」
大竹しのぶ主演の「太鼓たたいて笛ふいて」が4度目の再演を迎えた

 舞台『太鼓たたいて笛ふいて』 (演出:栗山民也)が新宿南口・紀伊國屋サザンシアターにて16日より初日を迎え、主演する女優・大竹しのぶ(56)がメッセージを寄せている。

 「放浪記」「浮雲」を残した作家・林芙美子の戦中・戦後を描く音楽評伝劇。日中戦争が迫る1935年(昭和10年)から第二次大戦を経て、心臓麻痺で急逝する戦後51年(昭和26年)まで、16年間の軌跡を作家・井上ひさしが作品として描いたもの。2002年に初演され、以降再演を重ね今回で第4回目の再演。大竹は本作の初演で、紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞最優秀女優賞、朝日舞台芸術賞と数々の賞を総なめにするなど、話題となった作品だ。

 それだけに、大竹は「初演時、私は毎晩空を見ながらこの芝居に出逢えたことに感謝をしていました。そして、役者としての意味を知ったのもこの芝居のような気がします」と、振り返る。

大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」
 

 続けて、「6年ぶり4度目となる今回いつも褒めて下さった井上さんはもういらっしゃいません。 それだけが本当に残念です。今、この時に、井上さんがいたら何とおっしゃってただろう。どんな本をお書きになっただろう。 3・11 以降、私たちはずっとそんなことを考えていました」と、10年に亡くなった井上さんへの思いも明かしつつ、「けれど、今回稽古を始めてみて全員が思ったこと、それは、この本はまさに今お書きになったのではないかということです。それほど鋭く、今の私たちに必要な言葉だということが分かります。むずかしいことをやさしく やさしいことをふかくとおっしゃった、今日も井上さんの言葉を伝えられる喜びを感じながら、舞台に立ちます」と、思いの丈を明かしている。

 『太鼓たたいて笛ふいて』は16~2月9日は新宿南口・紀伊國屋サザンシアターにて、2月15、16日は名古屋・名鉄ホールにて、2月22、23日には大阪・シアターBRAVA!にて、2月26日には鹿児島市民文化ホール 第1ホールにて、3月1日には福岡・キャナルシティ劇場にて上演!

 ■『太鼓たたいて笛ふいて』詳細
 作:井上ひさし
 演出:栗山民也
 出演:大竹しのぶ、木場勝己、梅沢昌代、山崎一、阿南健治、神野三鈴、朴勝哲(演奏)

大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」

大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」

大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」

大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」
 
大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」
 
大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」
 
大竹しのぶ 賞総なめ主演作「太鼓たたいて笛ふいて」4度目再演!「役者としての意味を知った」
 
広告