
かつて、派手なパフォーマンスで球場をわかせた元プロ野球選手、メジャーリーガーの新庄剛志氏(41)がワークウェアブランド「ジャウィン」のイメージキャラクターに就任。22日、都内で会見を行い、「ボクは“ジャウィン”を着てデートするし、犬の散歩とか寝るときにも。人生、ジャウィン!」とノリノリで熱烈PRした。
「ジャウィン」は自重堂が2009年から展開する次世代ブランドのワークウェアで、同社の創業90周年を記念して、世界的なアスリートにして、カリスマ的なエンターテイナー性を兼ね備える新庄氏をイメージキャラクターに起用したもの。
現在はバリに拠点を移し、日本での記者会見は3年ぶりとなる新庄氏だが、この日はジャケットに大きめのマフラーと完全冬仕様のファッションで登場。「ファッションは歯の白さを見て決める。だから白いスニーカー。だいたい歯を中心にコーディネートしてますね」とさっそく、現役時代と変わらぬ破天荒キャラを披露した。

その後も、「もし、プロ野球選手になっていなかったら、ジャウィン着てた。オヤジが造園業をやっているので、ワークマンになっていたと思う。ジャウィンは新しいよ!オシャレでモテるんじゃないかな」「野球をやっていたときから、『あーやってくれ』とか、『こーやってくれ』と言われると別のことをやっちゃう。好きにやってくれと言われるとバシッと決める」「自分の目があまり好きじゃなくて、整形しようかな。サングラスをするとボクはオーラが出る」などと、ユニークなコメントを連発していた新庄氏だが、イメージキャラクターを務めることには深い信念も。
「よくないモノは引き受けない。着こなしてから(仕事を)受けるか決めている。なぜなら、トップに行きたいから。これまで14、5回(イメージキャラクターを)やってきて、トップにならなかったモノはないかな。次の年に違う人を起用して6位ぐらいに落ちて、『また(イメージキャラクターを)やってくれ』と頼まれるが、そのときはボクはやらない。弱いランクのモノをトップに持ってくるのが好きで、快感。それが、人生を楽しんでいるひとつでもある」

会見終了後の囲み取材では、元メジャーリーガーとして、目下、メジャー挑戦の意向を示している楽天・田中将大投手についてのコメントも求められたが、同席していたメジャー時代の通訳担当の男性をステージ上に招きよせ、「マー君どうでしょうか?」「ダルビッシュと松坂、マー君、どれがいちばんスゴい?」と逆質問したあげく、「あ、ジャウィンの会見だった。オマエ、関係ないし」と茶目っ気たっぷりに追い出すなど、破天荒キャラ全開。
最後も「ジャウィンは18〜27才ぐらいに着てもらいたい。ジャウィンは言わなくて流行るよ!(会見)おしまい!」と自身で幕引きするなど、終始、舌好調だった。

