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西島秀俊 主演作ほぼ自分でスタントに楽しげ!「俳優で居続けたいです」と男前発言

西島秀俊 主演作ほぼ自分でスタントに楽しげ!「俳優で居続けたいです」と男前発言
西島秀俊らが六本木ヒルズ内で会見を開いた

 俳優・西島秀俊(42)、真木よう子(31)、伊武雅刀(64)が20日、東京・六本木ヒルズで映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(監督:キム・ソンス/配給:アスミック・エース)公開記念会見にキム監督とともに登場した。

 記憶を上書きされた男の5日間を描いたアクションサスペンス。西島演じる石神はある日帰宅すると何者かに殺害された妻を発見する。そこへ電話が鳴る。電話の声は、目の前で死んでいる妻の声だった…。

 スタントも自身でこなしたという西島だが、「ガラスでできた屋根を登ろうとして落ちかけるシーンを六本木で撮りました。下が墓地で本当に怖かったです。個人的にある程度危ないアクションを自分でやらないと、観客のみなさんがドキドキしないんじゃないかと思っていて、自分でやりたいと言ったらほとんどやらせていただきました。すごいカットがたくさん撮れて満足しています。特にカーアクションはなかなかできないので。僕自身が色々なことに追い立てられていたので、その感情がリアルにフィルムに映っていると思います」と、危険なアクションを楽しんでいた様子を。

 真木は、本作への出演に、「入り組んだストーリーで、脚本読んでも何が何だか分からなかったです。日韓合作で日本のチームではない違うところで挑戦してみたいなと思い、この役をお引き受けしました。撮影は新鮮で、監督は役者の気持ちを大切にしてくれるので、終盤の西島さんとの大切なシーンは集中しやすいように気を配ってくれました。なかなか日本ではできないなと新しい発見をしました」と、感心するところが多かったという。

 また、本作で西島と真木は初共演となったが、西島は、「真木さんの持つエネルギーはすごく感じていました。共演したシーンは多くなかったですが、シーンに入った時の感情の出し方、役にかける力を感じました。本当に引っぱっていただきました」というと、真木は、「西島さんのファンだったので、共演できてとても光栄でした。西島さんは一番大変な役だったので、ずっとアクション練習をしている姿しか見てなくて、頑張って下さいと応援していました」と、ファン目線な感想をもらしていた。

 一方の伊武は、「学者や医者役は難しい言葉を使うので、セリフを覚える労力がいりますね。すでに私は日常で記憶がなくなっていてますが」と、笑みを見せつつ、「監督は才能あふれる方で、面白い撮影現場の3ヶ月は楽しかったです。完成した作品も非常に不思議で面白い出来上がりになっています」と、太鼓判。

 会見では、本作に合わせて、この記憶だけは残しておきたいと思う大切な記憶は何かと問われると、「家族のことだけは覚えておきたいです」(真木)、「産まれてよかったなと思う時期が3~5歳ぐらいだと思います。すべてが新鮮に見えるその時期を残していたいなと思います」(伊武)という2人に対し、西島は「自分が俳優であるということをなんとか覚えていたい。現場も好きで、記憶がなくなっても現場にいたい。俳優で居続けたいです」と、男前な発言も飛び出した。

 さらに、上書きしたい記憶については、西島は同日の昼に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出演したことを踏まえて「タモリさん。素敵で底知れない方だなという印象で」と話し、周囲を爆笑させていた。

 ほかにも、今後挑戦したいアクションはないかという質問もされることに。「列車の上にのってトンネルよけながら闘うシーン。日本では難しいですが、やりたいんですよね」(西島)、「女武士。人殺しの役をやってみたいです」(真木)、「まったく動かないで、念力で周りの人が動く役がいいです」と三者三様の答えが返ってくることとなった。

 最後に西島から「観てくださる方が本当にドキドキ・ワクワクするアクション・サスペンス大作ができました。ジェットコースターのように楽しめる映画です。映画は、観客の人に見ていただいて最後完成するものだと思っています。たくさんの方に見ていただいて、みなさんの中で映画を完成していただき、この映画の話をしていただけたら幸せです」とPRがあった映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』は24日より全国公開!

西島秀俊 主演作ほぼ自分でスタントに楽しげ!「俳優で居続けたいです」と男前発言

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