4月26、27日に千葉・幕張メッセで開催される『ニコニコ超会議3』に日本の国技である大相撲が『大相撲超会議場所』として行われることが9日、発表された。
同日、東京・六本木のニコファーレで開かれた発表会で明かされ、初日、2日目でトーナメント制となり親方・裏方も含めた250人の力士や関係者も参加。もちろん、横綱・白鵬、日馬富士もやってくるとのことで、この日、同所には白鵬関がサプライズとして登場することに。
異様な存在感を放つ白鵬関は“超会議場所”を開催することに、「若い方々に相撲をしてもらって応援してもらいたいという気持ちがあります。それと新たな時代が来るんじゃないかと興奮などで胸がいっぱいです」と、あいさつを。
続けて、「初場所春場所終わって春巡業ありますから、万全の状態で春巡業頑張って行きたいなと思っています」と、気合を入れた。
ちなみに見どころについては、白鵬関は、「朝げいこも見せます。朝げいこが一番おもしろいかもしれません」と、ポイントを挙げていた。
また、この超会議場所の協賛はリクルートの不動産・住宅に関する総合情報サイトSUUMO（スーモ）と明かされることに。ダジャレの様相も呈しているが、リクルートの関係者はVTRで、「決め手としては、われわれ非常に相撲と名前が似ていて、住まい探しのサービスで、このへんが決め手になったと言えますね。相撲は昔、相撲（すまい）の節会から来ていると言われていて、住まいって音が同じで韻も同じでそういうところも共通項かなと。偶然とは思えないですね（笑）。これだけの人がインターネットを見ているなかで、国技として大相撲が幅広い人の目に増えるというのは意味があるかなと思っていますし、私もいち大相撲ファンとしては魅力的に見えます」と、満面の笑みを浮かべる一幕あった。
この大相撲を呼んだ時の口説き文句について質疑応答で問われたドワンゴ代表取締役会長・川上量生氏は、「（ニコニコ動画で）大相撲の動画であがっているじゃないですか、実際会場で、ニコニコ場所をやってみたいと」と、思いを明かしつつ、先方から話が来たのかどうかについては、川上氏は「そうですね」とうなずきつつ、「僕らもびっくりしましたよね。本当にニコニコのこと知ってるんですかと思いつつ、ビックリしました」と、率直な感想を語った。
なお、チケットは今月9日から12日まで販売されるとしている。
一昨年から開催されている千葉・幕張メッセで開催される動画サービス『niconico』による超巨大イベント。『ニコニコ動画を地上に再現する』をコンセプトに、昨年は一昨年より約1万人増の10万3561人が来場し、ネット来場者は約160万人増の509万4944人という賑わいを見せていた。
