今年前人未到の無敗の24勝を挙げ、最多勝投手としてチームの日本一に大きく貢献した“マー君”こと楽天イーグルスの投手・田中将大(25)が23日、都内で行われた『眠り of the year 2013』にEXILEのTETSUYA(32)と登場した。
寝具メーカーとして[エアー]シリーズを発売する東京西川が開催する同賞は“ぐっすり眠って活躍した人”を“ベストネムリスト”として表彰するという新たな試み。同商品を愛用しているという田中は「眠りが評価されて大変嬉しく思います」と笑いを誘い、首を傾げながら「本当に嬉しいです」と笑顔で語った。
エースピッチャーとして大活躍だった今年を振り返り「WBCの時は悔しくて眠れない日々でした」と眠りにかけたコメントで笑わせながら「シーズンを通してしっかり睡眠時間をとっていました。おかげで1年を通して怪我なくマウンドにあがれました」と語った。日本シリーズで喫した今年初黒星については「そうとう悔しかったんですけど、案外あっさり眠れました。WBCの時も悩んでいましたけど、しっかりと寝てはいましたね。寝て、起きて切り替わるっていうのが多かったです」としみじみと語った。
同商品については「最高です。自宅でも使っているし、遠征でも持って行って使用しているんですけど、使うようになってからは体の変な張りとかが出ることがなくなりましたね。“変なところ張らないかな”という寝る前の不安も無くなりました」と大絶賛。睡眠を取るコツを聞かれると「寝る前から準備というか、“しっかりこれだけ寝よう”という計画性を持つこと」とアドバイス。TETSUYAが「ちゃんとしたパジャマを今年から着るようになったんですけど、スイッチの切り替えができる。それまではジャージとかだったんですけど、本当に眠れるようになった」と語ると、田中も「明日にでもパジャマを買いに行こうかなと思います」と即座に応じた。
シーズン中の睡眠時間を聞かれると「だいたい7,8時間。寝過ぎると投げるのしんどいな、となるんです。ナイターの日でも朝早く起きますね。休みの日も、せっかく1日あるなら早く起きていたいんです」と私生活を語った。また、「リラックスできる場所は?」と聞かれると「本当にボーッとしている時がリラックスできます。家にいる時です。そこだけですね、リラックスできるのは」と妻の里田まいとの“愛の巣”の快適さを物語った。
田中は「今年は個人的にも、チームとしても素晴らしいシーズンを送ることができたと思います。来シーズン以降も自分自身を向上させていいシーズンを送れるようにしたい」と抱負を語り、「初夢はいいものを見たいですけど、そのためにはいい睡眠を」とニッコリ。報道陣から「英語で夢みそうですか?」と“メジャー”行きを絡めた質問に「どうでしょう」と淡々と受け流した。