舞台『夜更かしの女たち』(演出:倉持裕)が13日から、下北沢・本多劇場で上演されている。
『竹中直人の会』や『竹中直人の匙かげん』などの企画公演を行ってきた俳優・竹中直人(57)と、劇団ペンギンプルペイルパイルズ主宰・作・演出の倉持裕がタッグを組み、「直人と倉持の会」として新たな竹中直人企画の舞台シリーズを立ち上げたものでその第1回公演となる。
本作は竹中から、「女性ばかりの舞台・駅の待合室、というシチュエーションはどうだろう」というアイデアを倉持に委ねたという。同時間に起こった「嘘」と「真実」2つのドラマを、停車する車両の裏と表を舞台に描くミステリー2幕に仕上がった。
12日には公開リハーサルと囲み会見が開かれることに。竹中は、「劇作家の倉持(裕)さんが好きで好きで、一緒に作品を作れたらとずっと夢に抱いていました。2年前に一緒に作品を作った時もとても楽しかったので、倉持さんに『“直人と倉持の会”を作りたい』と声をかけて、ずっと続けたいので“Vol.1”とつけさせてもらいました。第一回目となるこの作品は、『女性がたくさん出てくる舞台を倉持さんが書いたらどうなるんだろう?』という思いから、僕の大好きな女優さんたち、そして大好きなサケロックのハマケン(浜野謙太)に声をかけました。このそうそうたるメンバーと一緒に、まず本多劇場で12月29日まで、そして年明けの地方公演に向けて頑張ります。ぜひ劇場に足を運んでください」と、メッセージを寄せることに。
ほかにも、共演の篠原ともえ(34)から、「2年前から竹中さんに熱烈コールをいただいていました。竹中さんの思いが詰まった参加できてとてもうれしいです。きゃぴきゃぴした役なので、ふなっしーをイメージして役作りをしています」と、コメントがあったり、浜野からは、「僕の役目は作り上げた世界をぶち壊す、空気の読めない役だと思っています。舞台にはストイックなイメージを持っていたのですが、おけいこもとても楽しかったので舞台が好きになりました」と、メッセージが寄せられている。
ほか、中越典子、マイコ、馬渕英俚可、安藤玉恵、風吹ジュンが出演する。
直人と倉持の会Vol.1 『夜更かしの女たち』は13日から29日まで東京・本多劇場で、2014年1月12日には大阪・サンケイホールブリーゼ、1月15には名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、1月17日には高松・アルファあなぶきホール・小ホール、1月18日には高知・高新RKCホール、1月23日には長崎・とぎつカナリーホール、1月25、26日には福岡・キャナルシティ劇場にて上演!