俳優・江口のりこが主演を務める映画『愛に乱暴』（監督：森ガキ侑大／配給：東京テアトル）の完成披露舞台あいさつが7月22日に都内劇場で行われ、小泉孝太郎、風吹ジュン、馬場ふみか、森ガキ監督とともに登壇した。
（取材・撮影：©ニュースラウンジ／エッジライン）
作家・吉田修一氏の小説が原作。夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた主婦・桃子（江口）。その周囲で不穏な出来事が起こり、少しずつ乱れ始める姿が描かれるヒューマンサスペンス。桃子の夫・真守役の小泉、桃子の姑役の風吹、真守の浮気相手役を務める。
江口は夫役の小泉との共演が10年ぶりだそうで、「10年前に孝太郎さんを追いかけ回す役（2013年にTBSで放送されたドラマ『名もなき毒』）をやったんです。それで、また小泉孝太郎を追いかけるのかと思って。孝太郎さんって本当に面白い方なので、一緒に時間を過ごせて良かったです」というと、小泉も「精神的に今回も追い詰められてます。江口さんが『10年に1度のサイクリで幸太郎さんを追い詰めてる』とおっしゃってて、それが嬉しかったんです。芸能界でいろんな作品ありますけど、会うことがありそうで奇跡的なことなんです。（今回は）夫婦役で、また追い詰められる。まためぐり合わせというか。10年後が楽しみです」と、奇妙な縁に感慨深げだった。
江口にとって本作は今年公開された主演映画が3作目だそうで、「なんですかね……。とにかく月日が流れるというか。昨年頑張ったんだなって。無事公開されているのが当たり前のことではないので嬉しく思っています」としみじみ。
映画『愛に乱暴』は8月30日より全国ロードショー！
