NO IMAGE

BENI、ディズニー・チャンネル開局10周年を迎えるにあたり、当時の思い出と共に近況を語る

BENI、ディズニー・チャンネル開局10周年を迎えるにあたり、当時の思い出と共に近況を語る
ディズニーチャンネルの思い出と近況を語ったBENI

 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の放送事業部門であるウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパンが運営しているエンターテインメント専門チャンネル『ディズニー・チャンネル』が今年11月18日で開局10周年を迎える。

 開局当時、人気アニメーション『キム・ポッシブル』のオープニング曲に『Call Me, Beep Me!』が起用され、同じく来年デビュー10周年を迎えるボーカリスト・BENIに、当時の感想やディズニー・チャンネルの思い出などについてインタビューを行った。

 幼少期にアメリカのカリフォルニアに住んでいたというBENIは、「ディズニーランドにはよく行ってました。ディズニーと言えば家族で、みんなで楽しめる感じですかね。小さい頃は、プリンセス系に憧れて、みんな(プリンセスたち)になりたかったし、一度はハロウィンでみんな(プリンセスたち)になったことがあるかな」と、キュートな笑顔を見せ、和やかな雰囲気でスタートした。

  ※             ※                 ※      
誰もが憧れるディズニー・チャンネルの世界。10年前そのオープニング曲に決まったときの感想は?
「素直に嬉しかったです。家族のみんなに報告しました。実際に曲が流れるようになると、『見たよ』『聴いたよ』『すごいね』と、日本の家族や親せきだけじゃなく、海外の友だち、親戚にも言われるぐらいだったので、さすが世界のディズニーだなと。ずっと、アーティストになりたくて頑張ってきて、ディズニーファンとして、ディズニー・チャンネルに関われて、ディズニーファミリーの一員になれたなという感じでした」

 世界を救うスーパー女子高校生キムと、同級生で助手のロン・ストッパブルの活躍を描き、ディズニー・チャンネル開局当時から現在に至るまで人気のアニメーション『キム・ポッシブル』ですが、BENIさんが担当されたオープニング曲はどんな感じの曲でしたか?
「『これが私だ!いつでも電話して!』という力強い曲です。カッコよくて、でもキュートな感じの曲で楽しかった。スーパーヒーローになれた気分でした」

 ディズニー・チャンネルは、今年11月18日で10周年。BENIさんも来年デビュー10周年を迎えるという共通点がありますが、この10年を振り返ると?
「こんなに早く10年って過ぎるんだというぐらい、あっという間だったんですけど、18歳から28歳という子供から大人になる時期。人間としても成長する時期なので、デビュー当時とは全然、違いますね。もちろん変わらない部分もありますけど」

 どのあたりが一番変わりましたか?
「歌に対しての想いが違います。プロ意識も高まりましたけど、初めは、『私は歌うのが好きで、みんなに私の歌を聴いてほしい』という歌う事のエゴからスタートしました。それが、今は聴いてもらって、何か感じてほしい。その人の勇気につながったり、誰かを助けたかったり、誰かのために歌いたいと思うようになりました。パーフェクトを求めすぎなくなりました。(デビュー当時は)強がりで負けず嫌いな部分が、今よりもっとあったので、150%で歌ってみせると思っていたのですが、今はパーフェクトじゃなくても、気持ちが伝われば、人に届くんだなと言うのが分かったという事ですね」

 BENIさんといえば、カバーアルバムの『COVERS』(2012年3月21日発売)、『COVERS 2』(2012年11月7日)を発売し、合計で60万枚を突破するほど大好評。2013年12月18日には『COVERS 3』を発売します。ポピュラーで至極の名曲揃いですが、バラードというかムーディーな曲が多い気がしますが?
「ラブソングが多いですし、歌い上げる感じの曲が多かったですね。誰もが知っている王道な名曲たちを中心に選びました。私やスタッフみんなで考えたんですけど、『COVERS』~『COVERS 3』を通すと幅広い選曲になっています。でも、失恋ソングが多いですね。売れる曲って悲しい曲が多いのかな(笑)。アップテンポとか意識してなくて、曲の世界観・メロディの美しさだったり、歌う時のエモーション。ボーカリストとして、試された作品たちでした」

 他人の歌をちゃんと“作品”として歌うというのは、カラオケなどで気軽に歌うのと違って、やっぱりプレッシャーでしたか?
「そうですね。歌い慣れていないジャンルだったり、誰かのカラーに自分が染まらなくちゃいけない。だから、聴いていて好きな曲でも、『えっ、歌えないかも』と、プレッシャーでした。それぞれの歌を好きだったファンがガッカリしないように、でも、やるからには自分らしさもシッカリ入れたい。そこのバランスを考えるのが何よりも時間かかりました。私はライブのために曲を作ったり、レコーディングすると思っているので、生で歌って生で聴いてほしい曲ばかりですね」

 『ディズニー・チャンネル』は、「テレビに魔法をかけて10年。さぁ、つぎのワクワクへ。」というのが開局10周年のキャッチコピーになっているんですが、BENIさんの次のステップへのキャッチコピーは?
「私もこの「さぁ、つぎのワクワクへ。」にしようかな(笑い)。進化とか、常に自分が恋にしろ仕事にしろ、何にでもトキメいていたいので、進化を恐れずに次の10年に向けて進めていきたいです。より、ビッグなステージで歌ってみたいです。子供のころからワールドツアーが夢だったので。ワールドツアーとグラミー賞ですかね」

 10周年というアニバーサリー同士ですが、最後にディズニー・チャンネルに一言お願いします。
「最初の頃からお世話になっているし、一緒にこれからも成長していけたらなと思っています。ディズニー・チャンネルは、さきほどのフレーズの様に『ワクワク』させてくれると信じているので、いちファンとして楽しみにしています」

広告