元SKE48の”あいりん”こと古川愛李（25）が23日、東京・池袋のサンシャイン60展望台で「これで最後！”らくがき”メッセージ書き放題!!」開催イベントに出席した。イラストレーターとして再出発する古川は、この日が卒業後初の公の場。初仕事として、展望台壁面の筆入れを行った。展望台の高さにちなんだ制限時間251秒で、自身のトレードマークである”ちびあいりん”を交えてメッセージを描きあげた古川は「文字がむずかしかった。最初に描くのは重要。みなさんもどんどんメッセージを描いてほしい！私もプライベートで描きにくるかも！」と熱烈PRした。
2016年春のリニューアルに向け5月6日で一時休館するサンシャイン60展望台の目玉イベントで、5月2日から6日までの期間、来場者が展望台壁面にメッセージやイラストなどを自由に”らくがき”できるというもの。
3月のSKE48卒業以来、約1カ月の間、自宅にこもってイラストを描いていたという古川は「きょうが久々に外に出たという感じ。洋服は私服できょう初めて着た。久しぶりの人前なので、ちゃんとしないとなと思った」とフレッシュな笑顔。無事、展望台壁面に”らくがき”の筆入れを終えたが、「大きなところに、しかも壁に描くなんてなかなかできないので、うれしい！」と大喜び。
イラストをはじめるきっかけは、「もともとマンガやアニメ、絵を見るのが好きで、イチバン大好きなのは1stガンダム。好きなタイプもシャア・アズナブル。SKE時代にブログをやるというときに、私は文章を書くのが苦手なので、別のことでなにかできないかと思い、自分の日常を得意のイラストで描こうと思って”ちびあいりん”が生まれた。SKE時代も夜に時間をつくって絵を描いていたけど、将来、イラストの仕事をしてみたいと思っていた」としみじみ。
期間中には”ちびあいりん”や、いま大好きだというUFOやキノコをモチーフに、今回のイベントのために描き下ろしたという古川のオリジナルイラスト約20点も展示。念願の夢が叶ったカタチになったが、「SKEではなく、イラストレーター・古川愛李になったんだなという気持ちが強い。今後は”ちびあいりん”や今回のキノコなど、キャラクターをたくさん増やしていって、ファン以外の人にもいいな、って思ってもらえるようなイラストを描けたらいい。夢は絵本を出すこと。そのために、もっと（絵が）うまくなるように成長していきます」。
順調な再スタートを果たした”あいりん”の今後の活躍に期待したい。
