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天海祐希 4年ぶり「劇団☆新感線」舞台主演!強く美しい平将門の妻に気合

天海祐希 4年ぶり「劇団☆新感線」舞台主演!強く美しい平将門の妻に気合
天海祐希が「新感線」舞台で4年ぶりに主演

 女優・天海祐希(46)が来年3月27日から上演がスタートする『劇団☆新感線』いのうえ歌舞伎『蒼の乱(あおのらん)』を主演することが15日、発表された。

 同劇団の本公演としては『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』から約1年半ぶりの新作。“日本の三大怨霊”の1つに語られ、さまざまな逸話を残す歴史上の大人物でもある平将門がモチーフ。その将門をめぐる物語を、これまでのイメージとはまったく違う角度、切り口で描いていくというもの。脚本家・中島かずきがこだわる「国をつくる」というテーマを、日本の平安時代を想定した架空の国を舞台に描く。

 天海は同劇団には縁が深く2003年の年『阿修羅城の瞳』、10年『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive』に出演。3回目、実に4年ぶりの登場となり、“いのうえ歌舞伎”作品で女性ゲストが主演を務めるのはこれが初。天海は将門の妻となる強く美しい女性“蒼真(そうま)”を演じることとなるといい、人間の器の大きななんとも“男っぷりのいい(?)”カッコいい役柄に加え、舞台上では歌ったり踊ったりの見せ場も満載という。

天海祐希 4年ぶり「劇団☆新感線」舞台主演!強く美しい平将門の妻に気合
松山ケンイチの平将門

 その蒼真に相対する“将門小次郎”を演じるのは同劇団初参加となる俳優・松山ケンイチ(28)とのこと。朴訥で爽やかなキャラクターで、新鮮な将門像に挑む。天海とは舞台では初共演も見どころの1つだ。

 さらに、俳優・早乙女太一(22)も出演し、実弟・早乙女友貴との凌ぎを削る兄弟対決を含む殺陣シーンも。

 天海は、今年の5月に軽度の心筋梗塞により舞台『おのれナポレオン』を無念の降板。同6月にはドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)に出演し、本作は復帰後初の舞台となる。そんな天海から「4年ぶり3回目の劇団☆新感線への出演となりますが、『出たい出たい』といい続けていたので、今回実現して『ヤッター!』としか言いようがないです。松山さんとはドラマや映画での共演はありますが、舞台でははじめて。舞台上では引っ張っていただきつつ、時に私も引っ張っていけたらと思います。いのうえさんの演出で中島かずきさんのセリフを話せるという作り上げる喜びを感じながら、お客様にも楽しんでいただけるようにがんばります」と、気合のこもったコメント。

 一方の松山は、「自分が大河ドラマで演じていた平清盛の前の世代の平将門を扱った内容だったので、なんという巡りあわせなんだと驚きました。平清盛で学んだことを存分に活かしながら、自由で、大地や自然を愛し何も傷つけない、精神的な強さをしっかり表現できればと思います。天海祐希さんとは今回がっつり共演するので、圧倒的な存在感に負けないように演じられればと思います」と、メッセージを寄せている。

 『劇団☆新感線』いのうえ歌舞伎『蒼の乱』は2014年3月27日から4月26日まで東急シアターオーブにて、梅田芸術劇場メインホールでは14年5月8日から同27日まで上演!

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