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【TIFF26】大東駿介 一途なオタク青年に「もっと吐き出したいという気持ちあった」

【TIFF26】大東駿介 一途なオタク青年に「もっと吐き出したいという気持ちあった」
大東駿介が東京国際映画祭グリーンカーペットに登場した

 俳優・大東駿介(27)が17日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された『第26回東京国際映画祭』グリーンカーペットに10月26日より公開予定の映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(監督:松居大悟/配給:SPOTTED PRODUCTIONS)で出演した。

 人気ロックバンド『クリープパイプ』のフロントマン・尾崎の世界観の原案を元に作り上げた異色の音楽映画。松居監督と尾崎によるコンビでこれまでに制作された短編『イノチミジカシコイセヨオトメ』、『あたしの窓』『おやすみ泣き声、さよなら歌姫(Music Video)』と最新作『傷つける』を加えた4部構成となり、元彼が忘れられない風俗嬢を安藤聖(29)、大好きなバンドのライブ当日に残業させられているOLを山田真歩(32)、一途な思いを爆発させるオタク青年を大東、トレーラーハウスで生活する謎の青年(池松壮亮)と家出美少女(黒川芽以)が演じ、彼らの後悔だらけの日々が交わっていくというもの。

 グリーンカーペットには大東、黒川、山田と松居監督が姿を見せることに。まず松居監督からは、本作について、「元々は4つの別々の作品を1つにするのでどういうタイトルにしようと言った時に、劇中の曲で『自分の事ばかりで情けなくなるよ』という曲があって、そのタイトルを見た時に、全部が自分の話でささいなことで後悔しているから、すべてにつながるなと思ってこのタイトルにしました」と、説明を。

 家出したミステリアスな少女・ユーナを演じる黒川は、「今まででここまで感情のない役を演じるのが初めてで、ここまでセリフがないのは初めてでして、感情の変化とか少しでも感情が変わるだけでいろんな感情が出てきてしまうので、そこらへんを監督と話しながら大事に決めていきました」と、難役だったことをしみじみ。

 見どころについて、黒川は「PVで知っていた方が観に来ると、2人の関係はこうだったんだと、池松さんのリクオとユーナの関係がすごく分かると思うので、映画の方はそこに注目してもらえればと思っています」と、アピールした。

 一方の大東はオタク青年という役を演じるが、「もともとこの作品の始まりがミュージックビデオからだったんですけど、終わった後に、これは長編映画にできるんじゃないかと監督と話していたんです。もし、そういう機会があって、またあの役を演じるのであれば、もっと吐き出したいという気持ちがあった。僕から監督へお願いして、結構膨らんでいった役なので、僕は楽しんでやっていました」と、爽やかな笑みを見せていた。

 映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』は26日よりユーロスペースほか順次レイトショー!

【TIFF26】大東駿介 一途なオタク青年に「もっと吐き出したいという気持ちあった」

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黒川芽以
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山田真歩
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松居大悟監督
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