“ゴージャス姉妹”こと叶姉妹の叶恭子と叶美香が4日、東京・渋谷「渋谷パルコ公園通り広場」で行われたTポイント10周年記念「Tポイント100ポイントショップ」オープニングセレモニーに登場し、一日店長に就任したものまねタレントのキンタロー。(31)に、世界のゴージャスなおもてなしの体験例を挙げながら、「おもてなしの神髄」を教授した。
妹の美香さんは、『TSUTAYA』によく行くそうで、「姉がDVDを大量に購入するんですが、整理しきれず、どこにあるかわからない。借りた方が早いんです。10作~20作品ぐらい一気に借ります。けっこう溜まりますよね」と、頻繁に利用している“庶民派”な部分も垣間見せた。一方、姉の恭子さんは、「今日、初めて知りました。こんな素敵なものがあるなんて今日まで知りませんでした」と、こちらは予想通りの反応。
いまにも雨が降りそうな肌寒い気候の中、露出面積が多いゴージャスな衣装で登場した叶姉妹にキンタロー。は、「身長差もあるんですが、ついついこちら(豊満なバスト)に目がいってしまう」と、152センチと小柄なキンタロー。と、ハイヒールをはいたら170センチ後半という叶姉妹。
2人に挟まれて並んだキンタロー。のちょうど目の高さが、2人の豊かな胸元ということで、「顔をうずめたいぐらい。ナイスバディー。男の人はオッパイに弱いから~私も本当だったら、これぐらい欲しかった。成長しなかった。こうして並ぶとDNAの違いが」と、マジで悔しがる。色気には色気で対抗とMCから振られて壇蜜のモノマネをするも、2人とも反応はいまいち。
キンタロー。と叶姉妹はこれまでもバラエティー番組で共演経験があるそうで、姉妹の楽屋に呼ばれて一緒に写真を撮ったことがあるほど。また、妹の美香さんとはLINEのID交換も済ませているそうで、「今度一緒に深夜の2時頃にお食事でも」と、ステージ上で誘われるほど気に入られている。
キンタロー。の印象について、姉の恭子さんは、「すごくクレバーで、日本には今までいらっしゃらなかったタイプ。私は大好きです。思いやりがお話していてある方だなと思いました。エンターテイナーとして素晴らしい」と、絶賛。妹の美香さんも、「すごい努力家。日本にはいないタイプという事で、海外に行かれると、国によってはとても人気が」と、褒めると、キンタロー。は、「サンキューソーマッチ!」と上機嫌で、「インドとトルコの方にモテるんですよ。『こんなに瞳の綺麗な子はいない』って」と、東京・新宿でケバブを焼いている人にナンパされたという。
また、キンタロー。が、特番で、披露したハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリー(38)のものまねを見て、妹の美香さんは、姉の恭子さんのものまねをしていると勘違いして、似ているので爆笑したという。これにキンタロー。も、「顔は似てるので、ものまねを新たにゲットかな」と、新たなレパートリーをさっそく本人たちの前で披露。
今までのワールドクラスのゴージャスなおもてなしを問われた姉の恭子さんは、「全てスペシャルなおもてなしが多かった。どれが絶対覚えているという事ではないのですが、心がこもっていて、その方その方に応じてするようなことが大事なんだなと。感激しなければされている意味がないと思います」と、神髄を語る。
妹の美香さんは、「バハマのホテルに招待いただいたときに、人がいなくておかしいなぁと思ったら貸し切りにしてくださっていた。私どもの知っているお料理や好きなものを全部並べてくださって、(滞在期間の)過ごし方もどうしたらいいか、いつでもできるようにしてくださっていました。また、私たちは甘いものスゥイーツも大好きで、10個のホールケーキを用意してくださった。さらに、ドームでコンサートされるような海外のアーティストの方が歌ってくださった」と、具体例を挙げる。
さらに、「プライベートジェットで到着すると、クレオパトラ・チェアが用意してあって、座ったまま、グッド・ルッキング・ガイな子たちが4人がかりで担いでくれる。そして、バラの花びらを3、4名の方が、私たちが通る道の前に撒いてくださって、ホテルまでいったり」と、映画の世界のようなゴージャスなおもてなし体験が次々と出てくる。
姉の恭子さんは、「水中レストランに行きました。水中の中に透明な割れないガラスでできていて、その中にレストランがあるんです」というと、キンタロー。は、「そこまでどうやって行くんですか?潜水艦?」と、想像を絶する世界に思考停止状態。姉の恭子さんは、「陸から階段で降りていきます」と、ていねいに説明する。
キンタロー。は今度は、世界のセレブといえば、この人、デヴィ・スカルノ元インドネシア大統領夫人のものまねで、「インドネシアといえばオランウータン。オランウータンが差し出したバナナが心のこもったもので、一番印象に残りました」と、ギャグで語ると、姉の恭子さんは、なぜか、「心がこもっているということは、たとえバナナであっても大切なことですね」と、バナナに反応して、珍回答。
MCから「デヴィ夫人の物まねの方は?」との問いに、「全てにおいてうまくクリアされているので、本当に(キンタローを)デヴィ夫人と思っちゃいましたね」と絶賛した。
あらためて、おもてなしの極意を問われた姉の恭子さんは、「いかに喜んでもらえるかという事を目標に驚きや“ワォッ!”と思わないと淋しいですよね。おもてなしする側とされる側に音頭さがあったら、おもてなしという言葉は成立しづらいですよね。そういう意味では、バナナも喜んでいただいたというのは、たとえバラの花一本でも素晴らしいおもてなしになることがあるのではないかと私思います」と、バナナがなぜか引っかかっていたようだった。
2日間限定の『Tポイント100ポイントショップ』は、さまざまなものを10ポイントや100ポイントで交換できる黄色いバス型のショップ。5日まで東京・渋谷の渋谷パルコ公園通り広場に2日間の期間限定でオープンしている。