
“マジェプリ”ことアニメ『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』大打ち上げイベント『ザンネンなんて言わせない☆』が11月16日、東京・代々木の山野ホールで開かれヒタチ・イズル役/相葉裕樹、アサギ・トシカズ役/浅沼晋太郎、クギミヤ・ケイ役/日笠陽子、イリエ・タマキ役/井口裕香、スルガ・アタル役/池田純矢、クロキ・アンジュ役/渡辺明乃、スズカゼ・リン役/沢城みゆき、ジアート役/緑川光、ダニール/ラダ役/鈴木千尋、第1・2クールOPテーマ・アーティストの昆夏美、第1クールEDテーマ・アーティストで本作の第1クールでは昆にOP楽曲提供も行っている石川智晶、MCはナトリ・シオン役/ブリドカット セーラ 恵美が務めた。
今年4月から9月まで全24話で『ザンネンだっていいじゃない』をキャッチコピーに放送されたロボットアニメーション。ハードな世界観のなかでも主人公たちキャラクターのどこかマイペースなセリフや行動と、動きの激しい戦闘シーンなど、さまざまな要素にあふれファンを魅了した作品だ。
昆夏美による『私は想像する』の歌唱から幕を開けたイベント。どこかキャストも演じたキャラクターとシンクロするとも言われた本作だが、主人公ら5人の教官役の“リンリン”演じる沢城が「生徒と一緒に出てくると緊張感が違って、お願いだから今日はちゃんとしてね」というと、5人が「いえ~い」と応じたり、緑川が「みなさんすごい勢いがあって楽しいイベントになると思いますが、万が一ならなくても“受け入れて”ください」と、さっそく自身の演じた役のセリフを入れ込み盛り上げる様子も。

打ち上げだけにアルコールも含む飲み物メニューも表示され、緑川が頼んだいちごミルクが人気だったが、アルコールを注文したのは池田だけという展開に。さらに、浅沼の発案で、井口にタマキの好物である塩辛ご飯が特別に振る舞われると、場内からは笑いが。乾杯の音頭は相葉が務めることとなったものの、硬い感じでやろうとすると先に全員が「乾杯!」してしまう“ザンネン”ぶりだった。
イベントでは『ラビッツドルチェ対決』と称し、2チームに分かれて「宇宙」をテーマにケーキのデコレーションをし、審査員となった鈴木、沢城、緑川が“味、美しさ、テーマ”を採点するというものが行われ、緑川が「セクシーに“受け入れよ”を言えたら加点します」と、自身のさじ加減を基準に加えたりするという破天荒ぶりを見せることとなった。

負けてしまった相葉、日笠、池田のイズルチームは罰ゲームとしてウルガルのワンシーンを目の前でアテレコすることとなり沢城から「すごくうまくやってくれるんだろうなー」とのプレッシャーがかかるなか、脱力的な感じでの披露。それとは別に、本編に沿った物語の生朗読劇が行われ、本作エンディング後の世界を少しだけかいま見せ、その後が気になっていたファンには嬉しいものにもなった。
後半には、石川による『サヨナラっていう』、『Respect Me』、昆による『ココロ』、『心はひとつじゃない』、『PROMPT』の生歌唱を見せた後、フィナーレへ。

沢城が「いつも先生という役をやらせて頂くときは、親御さんに会った時に、『この子たちこんなにいい子なんですよ』と言いたいと思ってやらせて頂いています。しかし、この5人には親がいないわけで……最後まで厳しい先生を貫くべきか、自分自身が母親になってあげた方がいいのか……悩みながらARを終えました。でも、今日こんなにたくさんのみなさんに見守ってもらえていたことに気がついて、本当にほっとしています。みなさんと打ち上げられてよかったです」と、メッセージを寄せたり、『海賊戦隊ゴーカイジャー』の伊狩鎧・ゴーカイシルバー役など俳優として活動している池田は「この作品が初めてのアニメーション作品だったので、こんな素晴らしい作品でデビューできたことは嬉しくて仕方ありません」と、感慨深げ。
井口は「個人的にイカの塩辛に白いごはんを食べられて嬉しかったです(笑)。演じる人とキャラクターに共通点が多いので、また演じられるといいなと思って。楽しかったです」と沸かせつつ、日笠は「俳優さん2人と一緒にやらせて頂いて、初めてと思えないほど上手でいい刺激になりました。MJPのアフレコがすごく楽しかったことを思い出しました」と、コメント。

浅沼も「姉が1人いまして、弟妹が欲しいなとずっと思っていたのですが、この会場でいっぺんに増えました(笑)。こんなに温かく見守ってもらっている作品もなかなかないのではないかなと。参観日みたいだったな」と、イベントを振り返ると、相葉は「素敵なロボットアニメで主役を演じさせて頂いて嬉しく思っています。打ち上げが終わってしまい寂しい気持ちがありますが、やっぱりこのまま終わってはいけないんじゃないかなと思っていまして、みなさまの応援が不可欠だなと。またイズルとしてみなさんの前に出演させて頂くことを楽しみにしています」と、呼びかけていた。
これで終わりかと思いきや、相葉から「近々誕生日を迎える方がいまして」と、渡辺へサプライズバースデーが実行されることに。ケーキが運ばれてきたことに渡辺はビックリして涙しつつ、浅沼が、「スタッフさんにもこういう温かさがあふれているのはマジェプリならではだと思います」と言いつつ、場内全員と1本締めで終演を迎えることとなった。
■『銀河機攻隊マジェスティックプリンスSTORY
地球暦2110年。宇宙に進出を果たした人類は、数多の資源小惑星を手中に収め、繁栄を見せていた。しかし、外宇宙への最前線となる木星圏に、汎銀河統一帝国を名乗る謎の勢力・ウルガルが襲来。その戦力差に地球は存亡の危機に陥いることとなった。その頃、遺伝子操作で宇宙に適応できる人類を生み出そうとするプロジェクトによって生まれた特務機関MJPに所属するチームラビッツの少年達は、最新鋭の戦闘デバイス『アッシュ』を受領し、全地球防衛軍・GDFの撤退の盾として前線に送り込まれてしまうこととなる…。




































































































