若手俳優集団『D-BOYS』の碓井将大(21)、三上真史(30)、池岡亮介(20)、荒井敦史(20)、鈴木裕樹(30)、陳内将(25)、山田悠介(26)、近江陽一郎(24)、山口賢貴(27)、『我が家』坪倉由幸(36)、俳優・加治将樹(25)、ミッキー・カーチス(75)が3日、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターでDステ14th『十二夜』(演出:青木豪)公開げいこの開催を前に囲み会見を開いた。
シェイクスピア喜劇の最高傑作『十二夜』をDステオリジナルとして贈る舞台。個性豊かなキャラクター達の恋の三角関係やすれ違いを生み、片想いの連鎖が繰り広げられるというもの。
稽古前とあって、舞台衣装でそれぞれ登場。三上から見どころについて、「紀伊國屋ホールの中に神社を作っています。舞台の客席と一体になって楽しんでいただけたら」と、胸の内を語る。
そんな中にひときわ存在感を放つカーチス。「楽しいですね。ほとんど20代ですからね、こいつらのテンションについていけるのかと思っていますが、酔っ払っている役だから分からなくなったら寝ようと。誰か助けてくれるだろう」と、若手に期待を寄せる。
それでも、カーチスが「シェイクスピアをやるって聞いて(すべて男性が演じる)オールメールでやるっていって、全部メールでやるのかと思ってた」と、ボケると、坪倉が思い切りカーチスの後ろ頭に「ハゲとるやないか!」とツッコミを入れ大盛り上がり。大先輩のカーチスにツッコむことに抵抗はないのかについて、坪倉は、「最初緊張したんですけど、『全然OK』って言ってくれて、記者会見でもボケたらツッコんでくれと言われてます」と、しっかりと信頼関係を築けた様子を見せることに。
続けて坪倉が、「2ヶ月前に『我が家』も解散しましたし、これからは城田優、瀬戸康史、坪倉由幸で行こうと思います」と、さらにボケを重ねると、カーチスが「Gボーイズですよ」と、言い出しまたも報道陣を爆笑させていた。
さらに、カーチスは今年5月初旬にペースメーカーを入れる手術を受けていたそうで、そのことを尋ねられると、「大丈夫!大丈夫!」と、その場でストレッチをしだし、坪倉の「もしかした大阪公演いないかも」というセリフも冗談だと笑い飛ばせるくらい元気な様子を見せていた。このことについて関係者は、カーチスが階段の上りで過度の息切れや体調の悪さを感じ5月初旬ごろ病院に向かったところ、心臓の一部が動きにくくなる『心房ブロック』であると診断。同9日に開胸しペースメーカーを入れる手術をしたという。その後「エベレストから下山してきた気分」というカーチスにとって、この舞台が本格復帰になっているという。
また、三上が「『D-BOYS』が生まれ変わりまして、10月1日付で『D2』が『D-BOYS』に加わりました。新生『D-BOYS』初の公演にもなって気合が入っています」と、明かすことに。このことについて、関係者に話を聞くと『D2』については『D-BOYS』内の派生ユニットのような立ち位置になり基本的に『D-BOYS』へ所属するとのことで総勢30人の大所帯になったとのことだ。
最後は三上から「新生『D-BOYS』になって、カーチスさん、坪倉さんと、本当に新しい科学反応が起きています。シェイクスピア劇を始めて観る方も笑って楽しめるものになっています。劇場でお待ちしています!」と、アピールがあったDステ14th『十二夜』は東京・木野区やホールで10月4~13日、大阪・ABCホールにて10月17~20日で上演!
■出演役
ヴァイオラ:碓井将大
オーシーノ:三上真史
オリヴィア:池岡亮介
セバスチャン:荒井敦史
マライア:加治将樹
サー・アンドルー・エイギュチーク:鈴木裕樹
フェステ:陳内将
フェイビアン:山田悠介
アントーニオ:近江陽一郎
船長:山口賢貴(1人3役)
マルヴォーリオ:坪倉由幸
サー・トービー・ベルチ:ミッキー・カーチス