女優・岩佐真悠子(26)と俳優・木ノ本嶺浩(23)が28日、山梨県のサバイバルゲーム施設『AGITO』で主演映画『009ノ1(ゼロゼロクノイチ)』(監督:坂本浩一/配給:ティ・ジョイ)サバイバルゲームイベントを開いた。
漫画家・石ノ森章太郎氏初の青年コミック作品が原作でバイオレンス&エロスなアクションが見どころ。アニメ化もされたが、今回は石ノ森生誕75周年記念とあって、『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』として実写化となった。物語としては、未来、冷戦状態の二国間で活動するウェスタンブロックのサイボーグエージェント、ミレーヌ・ホフマンの活躍と葛藤と成長を描いた本格ヒロインアクション作品となる。
サバゲー歴5年で今年3月末でのチーム戦大会でも優勝するなど、サバゲーをこよなく愛し、自身でも20丁のエアガンや3着ほどの専用衣装を所持するという岩佐は、この日も自前のミリタリー衣装に、銃をかまえて現れやる気満々。イベントは、映画スタッフや関係者、報道陣も含め約50人規模で紅白戦をするというもの。何度も同所でサバゲー経験してホームという岩佐は嬉々として前線に切り込んでいく。撃たれた際は「ヒット!」と叫ぶのがサバイバルゲームのルールだが、この日は「009ノ1大ヒット!」とかけ、全員でバンザイし、ゲームが始まると会場のそこかしこで「ヒット!」の声が聞こえることとなった。
ゲーム終了後は、映画のセクシー衣装に着替えてアクションを披露し、クリス役の木ノ本とともに会見を開くことに。岩佐は「趣味が仕事につながりました。いつもサバイバルゲームはダッシュで前に出て速攻でやられちゃうんですけど」と、笑みを見せる。
同所でも数シーン撮影し、女優・杉本彩(45)のカットもあったそうで、その時のことを岩佐は「とってもセクシーな方でしたね。思い出です」というと、木ノ本は、「白衣を着てキツめのセリフを言う時にゾクゾクしますね。男子がたまらないものになってますね。立ってるだけで空気が締まるんです」と、メロメロだったのだとか。
そんな撮影現場のキャスト陣は仲がよかったそうで、木ノ本は、岩佐へ「安心してそこにいられるような感じでした」と信頼感も。ただし、ラブシーンについては、岩佐は「そのシーンの撮影の日に、木ノ本くんが遅れてしまって、撮影が深夜になって、恥ずかしいというより早く帰りたいなって」というエピソードを明かしていた。
ほかにも、衣装について質問が飛んだが、岩佐は「特注で作っていただいているんです。久しぶりに着ると街には出ちゃいけないような気がするんです。ちょっと恥ずかしくて…。役とかだと恥じらいはなく集中できるんですけど、素の自分だとどういていいのか分からなくて」と、苦笑い。それでも、「いろんな汚れや傷やらが愛おしいんですよ」と傷の部分をなでながら愛着もある様子を見せていた。
「坂本監督のアクションや東映の誇るCGが満載で、ミレーヌがなぜ戦うのか追っかけながら観て頂ければ」と木ノ本がアピールし、岩佐からは「いっぱいの女の子が戦うヒロインアクション。強い女子がいっぱい出るので、いろんな人に観てほしいです」とPRがあった映画『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』は9月7日よりレイトショー限定新宿バルト9ほか全国順次公開!