8月28日に開幕する第70回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門の上映作品にスタジオジブリの宮崎駿監督のアニメーション映画『風立ちぬ』が選ばれたことが、分かった。
同作は宮崎監督の5年ぶりの新作で、同映画祭への出品は2004年の『ハウルの動く城』、08年『崖の上のポニョ』に続き3回目となる。
26日付の日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、東京中日スポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、宮崎監督は、スタジオジブリを通して「今回は映画祭に参加できません。イタロ・カプローニさん(『風立ちぬ』の劇中に登場するイタリアの飛行機製作者の孫)にお会いできなくて残念です」とコメントを発表したという。
また、渡辺謙(53)の主演映画『許されざる者』(監督:李相日)が、同映画祭の特別招待作品に選出されたともしている。