若手演劇集団D-BOYSの“ズッキー”鈴木裕樹（29）と音楽ユニットD☆DATEのリーダーとしても活躍する“あらやん”こと荒木宏文（30）が30日、都内でDVD『ズキ☆アラ ~Don’t Trust Over 30~』（ポニーキャニオン）の発売記念イベントを行った。
“カッコイイ30代”を目指して“ズキ☆アラ”のふたりが様々な大人のたしなみに挑む、BSフジテレビで毎週日曜日（22：55〜23：00）放送中の初の冠番組がDVDに。6月18日発売の1巻『ズッキーお先に！』では今年それぞれ30歳を迎える鈴木と荒木が「大人のドライブ」「大人のコーヒ−」など、5分番組では収めきれなかった各エピソードのロングバージョンに加え、ふたりがお酒を飲みながら珍味を食す完全撮りおろしの「大人の珍味」を収録。2巻『あらやんお待たせ！』は9月18日発売。
この日放送される回のために作ったというオーダーメイドのスーツ姿で登場した鈴木と荒木はシャツからフルオーダーしたという、まさに大人の装いを初披露。スタイリッシュなグレースーツの荒木は「元々服が好きなので、色のバランスや差し色を全部自分で決めれるので楽しかったです。シャツのオーダーはすごくて、これからも続けていきたい」と満足気。英国式のシックなスーツに身を包んだ鈴木は「すごくカッコイイ。でも店員さんのスーツと丸かぶりしてしまいました。あまりスーツを着る機会がなかったので、これを機に革靴もそろえました。いい経験でした」と笑った。
思い出に残っているエピソードについて聞かれると「キャンプではテントをこしらえ、ブイヤベースを作ったり、釣りをやったり、ハンモックで寝たり、箸を作ったり、大人のキャンプでした」と鈴木。荒木は「やっぱり第1回のドライブですね。レンタカーで外車を借りれるのは知らなかった。特別な日に恋人だったり家族だったり大切な人とやってみたい。鈴木くんとも移動中にいろいろ話せて、コーヒーの回の企画はこの時生まれたんです」と振り返った。
バーで1杯目に何を飲むか、などさまざまな大人の階段にチャレンジしたということだが、特典映像の「大人の珍味」ではふたりがお酒に酔う貴重な映像も。鈴木は「荒木くんが酔っ払っている映像です」と紹介しながら「イナゴやハチノコを食べました。結構グロいんですけど、何でも佃煮にしたら美味しいんだな。荒木くんがイナゴやハチノコをバリバリ食べてますよ」とチャーミングに笑った。一方、荒木は「非常に楽しかったです。でも（お酒に合うかではなく）ご飯に合うかを考えてしまうので、まだまだ子供だな。イナゴが美味しかったです」と苦笑い。鈴木は「カラスミが美味しかったです。僕は東北の人間なのでお酒は楽しかった」と大人の余裕をみせた。
最後に今後挑戦してみたいものを聞かれると、今月14日に一足早く30歳になった荒木は「現状維持というか、毎日健康でいられるように健康食品を知りたい。グルコサミンが膝の関節にいいのかとか」と渋い選択。鈴木は「30歳になっても変わらないスタンスで続けられたらいいな。旅とか温泉に挑戦してみたい」と意気込みを語ると、荒木も「秘湯！ いいじゃないですか！」とノリノリだった。
