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銀魂ファンイベント両国国技館開催で昼夜2万人!生アテレコ、ライブにファン熱狂※写真追加

銀魂ファンイベント両国国技館開催で昼夜2万人詰めかける!生アテレコ、ライブにファン熱狂
「劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013」が開かれた

 ファンイベント『劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013』夜の部が29日、東京・両国国技館で開かれ杉田智和(坂田銀時役)、阪口大助(志村新八役)、釘宮理恵(神楽役)、千葉進歩(近藤勲役)、中井和哉(土方十四郎役)、鈴村健一(沖田総悟役)、太田哲治(山崎退役)、石田彰(桂小太郎役)、高橋美佳子(寺門通役)が登場し、昼の部、夜の部合わせ2万人のファンが詰めかけた。

 いよいよ来週末の7月6日の公開が迫ったアニメ銀魂7年間の幕引き作品となる『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(監督:藤田陽一/配給:ワーナー・ブラザース映画)を記念したイベント。ファンイベントは3度目となり、一昨年も同所で開催され熱狂的な盛り上がりを見せていたが、今回は昼夜合計約2万人のライブビューイングも行われるなど、さらなる熱気を見せている。

 開演5分前には人気キャラクター・エリザベスが場内をめぐるなか、山崎役の太田による前説が。「あんぱん帰れ!」との立て看板を出すエリザベスとのやりとりで会場を温めたり、石田による『攘夷がJOY!』ラップなど、始まる前からお祭り的な雰囲気が漂うなかスタート。

 いきなり大スクリーンに実写の場内ライブ映像となり、キャストらが勢ぞろい。その中で、高橋だけ、定春まで意識したのか、犬耳をつける演出など、ファンの目を釘付けにしつつ全員でタイトルコールをすると『AMOYAMO』がハイカラな和装姿でステージに現れ『LET’S GO OUT』を歌唱!会場総立ちで2人へ声援を送った。

 イベント前半では過去の話数からのギャグ回の名場面を生アテレコし、抱腹絶倒の息の合った掛け合いを見せたかと思えば、『金魂』篇の金時役の中村悠一がサプライズで現れ生アテレコするなど豪華仕様にまたもファン総立ちで黄色い悲鳴を上げ、中村は「やっぱりアフレコに参加するときに、新選組の方たちがいなくて少人数で楽しかったです」と、ニヤリと笑いアテレコの感想を語った。

 ハーフタイムには寺門通ふうにお色直した高橋による『放送コードがなんぼのもんじゃい』『まんたま』の2曲が披露。場内全員で合いの手が入るなど、一種独特な雰囲気を見せつつ、この7年間を振り返る映像が流され、ファンそれぞれが感慨に浸ることに。

 後半は、公開前日の7月5日という設定でキャストがフォーマルな衣装にチェンジしてプロデューサーや藤田陽一監督が登壇するなか、“偽”の記者会見が行われることに。劇場版についての質問がなされたものの、まったくやる気のない返答をするキャストに笑いが飛ぶ。“会見”終盤真面目モードになった藤田監督は、「一昨日の朝やっと完成しまして空知(英秋)さんにも観ていただいて、『誰だ?こんな面白い物書いたのは?』と言っていました」と、原作者納得の仕上がりになったという。杉田も、「僕も完成したフィルム観ていません。だったら当日、僕も映画館で見たいと思います」と、語る一幕もあった。

 ヒット祈願で一瞬水を打ったように会場が静まるという珍しいシーンもありつつ、リフターで8メートルのの高さまで上がった、杉田、鈴村、中井、石田がセリフ言いつつ、先行で劇場版の映像が一部流され、それに合わせて『SPYAIR』が『現状ディストラクション』を歌唱するという粋な演出が。同日ラストのアテレコは『一国傾城』篇で、ゲストの井上和彦(朧役)、小野友樹(将軍役)、平野綾(今井信女役)を交えての熱いバトルシーンなどの声が当てられた。

 最後は本日の出演者全員登壇。公開日が7月7日の七夕に近いことからそれぞれの短冊が読み上げられることに。「また来年も劇場版銀魂新完結編が上映されますように」(石田)、「お通ちゃんの『まんたま』まさかのCD化希望」(高橋)、「この幸せな時間がずっと続きますように」(太田)、「銀魂UNICORNが始まりますように」(鈴村)、「老眼の進行が止まりますように」(中井)、「劇場版が大ヒットして国際映画祭に呼ばれて、向こうの外国の司会者が発表しますと言った瞬間に『GINTAMA』というのを見てみたい」(千葉)、「オーロラが見たいです」(釘宮)、「映画が大ヒットするといいなぁ。あと野球が上達したい」(坂口)、「頭を良くする」(杉田)と、それぞれ認めたものを読み上げる。

 そんな、映画とは関係なさそうな願い事が多く、締まらない感じで終わりそうになったが、エリザベスが立て看板で「この両国国技館に集まったサムライたちの心の叫びを忘れているんじゃないか」とメッセージを見せると、『SPYAIR』による歌舞伎町四天王篇のときの楽曲『サムライハート』を会場全体で熱唱!最高潮に盛り上がるなか空知氏からの冗談も交じる手紙が読み上げられた後、「『劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013』これにておしまい!」と締め、全員で手を高く掲げてお礼し、熱狂のイベントは終わりを告げた。

 『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』は7月6日より全国ロードショー!

 ■『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』とは?
 『新訳 紅桜篇』から約3年。原作者の空知英秋が全編描き下ろした完全新作エピソードで、“完結篇”というタイトルが示す通りアニメ銀魂のラストを飾る。4月に公開されたポスタービジュアルは主人公・坂田銀時の現在と過去、二つの時代の銀時が並んでおり、過去から連なる物語であることが連想されるもの。後に解禁されたキービジュアルは、笑顔で振り返る現在の万事屋3人(主人公・銀時、新八、神楽)の姿と、その下には、現在の姿からは想像できないほど成長した未来の新八、神楽の姿が。未来のビジュアルに銀時はおらず、新八が銀時の持ち物であるはずの「洞爺湖」の文字が入った木刀を帯刀。神楽は銀時が着ていた柄の着物を着用し、2人とも凛々しい表情を見せる意味深なものとなっており、一体ラストがどうなってしまうのか気になる作りとなっている。

銀魂ファンイベント両国国技館開催で昼夜2万人詰めかける!生アテレコ、ライブにファン熱狂

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