女優・太田莉菜(26)と篠原ともえ(35)が21日、神奈川・湘南の江の島シーキャンドルで映画『海月姫(くらげひめ)』(監督:川村泰祐/配給:アスミック・エース)イルミネーション点灯式に登場した。
漫画家・東村アキコの人気コミックが原作。クラゲをこよなく愛する“クラゲオタク”月海(能年玲奈)を筆頭に、アパートで共同生活をおくるオタク女子“尼~ず”らやアパートに来る女装男子と童貞エリートらと力を合わせ、“尼~ず”の楽園である男子禁制のアパート・天水館が奪われそうになっている危機に立ち向かうという物語。太田はまやや役、篠原はジジ役で本作に出演している。
屋外でのイベントとなり防寒対策もバッチリな装いで登場した2人。篠原は寒風も吹く場内を見回し、「みなさんも暖かくぴょんぴょん跳ねてみましょうね」と、“シノラーワールド”炸裂のコメントで観客の心をつかんだ。
まやや役について、三国志オタクという太田は、「前髪で目が隠れていて普段ジャージ姿で説明できない動きと、叫び声をあげています。映画が公開しても誰にも気づかれないままかもしれません(笑)」と、率直に話す。
一方の篠原は、枯れ専(枯れたオジサマに萌えるオタク)ジジ様を演じているが、「篠原ともえとは逆のキャラクターだったんですけど、役に入りすぎてオジサマを見ると萌え萌えしちゃうようになりました。今日もオジサマを探しちゃったぐらいです(笑)。それぐらい役に没頭して夢中になれた作品でした」と、趣向が変わったそうで、会場にオジサマが多いことに「オジサマいっぱいで嬉しい!」と、早速大喜びだった。
今年5月1日から6月17日までの約1ヶ月半で行われた撮影に関して太田は、「撮影していたと思ったら公開になるので、あっという間でした。みんなストイックで集中して役になりきっているのがヒシヒシと伝わる現場でした」と振り返り、「年末年始に楽しめる映画」と太田がいうと、すかさず篠原が「パーティみたいな映画だよね」と、仲良く作品をアピールしていた。
そして、点灯10秒前を迎え、会場一体となってカウントダウン!掛け声が終わった瞬間、本作の主題歌である『SEKAI NO OWARI』の『マーメイドラプソディー』に乗せて、音と光のライトショーが会場全体を包み込み、江の島シーキャンドルが点灯。海月姫仕様に光り輝くシーキャンドルを目の前に、点灯式に参加するのは初めてという太田は「感動した!」と目を輝かせ、篠原も「クラゲが泳いでいるみたいで幻想的で感激しました!」と、ニッコリだった。
映画『海月姫』は27日より全国ロードショー!