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PC遠隔操作 10事件で起訴…捜査は終結に

 遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が送られ男性4人が誤認逮捕された事件などについて、東京地検は28日、不正指令電磁的記録供用と威力業務妨害の罪で、元IT関連会社社員・片山祐輔容疑者(31)を追起訴した。

 片山容疑者が『真犯人』を名乗り弁護士や報道機関に手口の詳細やメッセージを記載したメールを送信したとされる。起訴は今回で4回目となるという。

 29日付の日刊スポーツが報じており、計10事件で起訴し、捜査は終結したという。東京地検の稲川龍也次席検事は記者会見を開き「予断と偏見を持たずに証拠を見れば、片山被告が犯人であると認定できる。立証に自信がある」と話した。

 片山被告は2月の逮捕以降、勾留理由開示の法廷などで「身に覚えがありません」と一貫して無実を主張しているという。

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