プロゴルファー・松山英樹選手（21）が24日、都内でアイウェアブランド『OAKLEY（オークリー）』とアイウェア契約使用に関する複数年契約を締結し、会見を開いた。
松山選手といえば、東北福祉大学在学中の19歳で日本人最年少マスターズ予選通過者となり話題を集め、今年4月に同大学に在学しつつプロ転向してからは、先日の全米オープンでも10位と堂々たる成績、かつ7戦連続10位以内に入り、今最もゴルフ界で注目を浴びる日本の若武者だ。今回アイウェア契約を結ぶ同社はメジャーリーガーのイチロー選手（39）やスノーボードの國母和宏選手（24）、プロゴルファーの宮里藍選手（28）といった日本を背負って戦う一流選手の使用率NO1のブランドで知られているだけに、同社への松山プロへの期待の程が伺える。
両者の縁は深く、まだ松山選手がアマチュア2010年11月に中国・広州で開催された第16回アジア競技大会まで遡るといい、その際に同社からアプローチしていたという。その呼びかけが実り以降、同社製品を使っていたそうで、今年4月のプロ転向した際に、松山プロから「サングラスにかんしてはOAKLEY以外に考えられません」と言わしめるほどになっていたという。
登場した松山プロは「私、松山英樹はOAKLEYさんとアイウェア契約を結びパートナーとなることをご報告させて頂きます。本当に嬉しく思っています。メジャー制覇という目標に向けてOAKLEYさんと一緒に頑張って行きたいと思います」と、笑み。
報道陣からなぜ同社と契約を結んだか問われると、松山プロは「高校のときに海外ツアーに行った時に紫外線に目をやられて視力が落ちてしまったんです。アジア大会のときに声をかけていただいて、見やすかったので、それが1番の理由だったと思います」と、使い心地を挙げ、「自分はあんまり目はよくないので、強力なサポーターになってくれると思います。つけることで自分のゴルフの向上する部分もあると思います」と信頼も寄せているようだ。
囲み会見では、初めてのプロとしての契約の場のため「緊張しています」と、苦笑い。スーツもあまり着る機会がないのでは？と言われ、「初めてです」と、フレッシュな若者らしくはにかむ一面も見せていた。
