5人組ボーカル&ダンスユニット『TRF』のSAM(51)が22日、東京・リブロ池袋本店で、5人組ダンス&ボーカルユニット『Dream5』とともに本格ダンス教則本『SAMプロデュース Dream5とおどるはじめてのリズムダンスBOOK』の出版記念サイン本お渡し&握手会前に報道陣の取材に応じた。
SAMが監修した本作は、2012年4月からの新学習指導要領により中学校の必修科目となったダンスの授業でも使える教則本。生徒たちと同年代の『Dream5』とともにストレッチからていねいに学ぶことができ、ダンスに苦手意識を持っている人でも本作を読めば最後にはTRFの「WORLD GROOVE」が踊れるようになるという。
この日は、発行元の誠文堂新光社100周年記念としてファン100人限定で開催。『Dream5』が握手会を行い、売上目標を聞かれた重本ことり(16)は「100万部です!100周年ということで、たくさんの方とイベントでお会いして、楽しんでいただいて目指せ100万部!」と目を輝かせた。
重本は「写真も言葉も細かく載っているので、撮影もレッスンを受けている気分でした。SAMさんは本当に優しいんです!」と繰り返し語り、SAMは「そういうと嘘っぽい」と苦笑。大原優乃(13)も「さっきまで合間に指遊びをしてました」とかわいがられているようで、SAMは「そうです。暇なので」と笑わせつつ、「彼らはライバルとは違うけど、どんどん追い抜いてうまくなっていってほしい」と期待を込めた。
ダンスが中学校の授業に取り入れられたことについてSAMは「すごい時代。ヒップホップも昔はアンダーグラウンドだったけど、ダンスをやっている若い子がしっかりしているから、教育的にも認められたんだと思う」と感心。
SAMがダンスを始めたのは15歳か16歳の頃で、「当時ディスコとかで踊っている上手い人を見て、モテたいと思って始めた。夢中でやっているうちにストイックになって、モテるとかはどうでもよくなって。まあ、今もゼロではなくてちょっとは残ってますけど」と本音を漏らしていた。
Dream5は、NHK・Eテレ『天才てれびくんMAX』(現・『大!天才てれびくん』、月曜日~木曜日・午後6時20分~ )の音楽コーナー「MTK」から誕生した5人組ダンス&ボーカルユニット。メンバーは、リーダーの“ことり”こと重本ことり(しげもと ことり、16)、“みこち”こと日比美思(ひび みこと、14)、“ゆうの”こと大原優乃(おおはら ゆうの、13)、メンバーで唯一の男性である“あきら”こと高野洸(たかの あきら、15)、“もも”こと玉川桃奈(たまかわ ももな、16)。
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