13日にがん性腹膜炎で亡くなった声優の内海賢二さん（享年75）の告別式が20日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれ約700人が参列した。
内海さんは数々の作品に出演。アニメ『北斗の拳』のラオウ役や『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻千兵衛役などを演じ、その気さくな性格から現場でも慕われていた。
21日付の日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、出演舞台の稽古の合間を縫って病室に通っていたという『それいけ！ アンパンマン』で共演の女優・戸田恵子（55）は、弔辞で内海さんが亡くなる2日前の朝の出来事を明かしていたそうで、「『明日から劇場入りです』とチラシを見せると『しかし、よくやるよなぁ』と苦笑されました」と、泣き崩れていたという。
『Dr.スランプ アラレちゃん』で共演した小山茉美（58）は、アラレちゃんの声色で「たくさんの愛をありがとさん。ばいちゃ」と、偲んでいた。
