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【LIVEレポ前篇】Kalafina、全国7都市10公演のツアーライブファイナル!

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『Eden』を歌うKalafina

 圧倒的な歌唱力と美しいハーモニーで“アニソンの美神”といわれるWakana、Keiko、Hikaruの女性3人組ボーカルグループ『Kalafina』が4日、東京・渋谷公会堂で、7日にスタートさせた全国ツアー「Kalafina LIVE TOUR 2012 “After Eden”」のファイナルライブを行った。

 今回のライブツアーは昨年、オリコンディリーチャートで1位、同ウィークリーチャートでも3位に入った最新アルバム『After Eden』(SMEレコーズ)を引っ提げ、Kalafina初となる全国7都市10公演で開催され、計1万5000人の観客を集め大成功。

 4月18日に発売されるニューシングル『to the beginning』(SME Records)の発表と同時に、一足早くファンに初披露した。

 神殿を模した舞台セットから“女神”をイメージした白い花柄のドレスで登場した3人。昨年11月25日に東京ドームシティホールで行われた『After Eden スペシャルライブ』で、衣装チェンジ後に着ていたもの。

 アルバムのトップ曲である『Eden』からスタート。「♪サマリエスティカッディータ?」の部分で、Wakanaがいつも以上の高温でハーモニーを被せてくる。ライブアレンジなのかどうかは不明ながら、その後も、Hikaruもいつも以上に声を伸ばしていたり、ツアーファイナルということで、しょっぱなから、気合が入っているなぁ?というのがわかるスタート。

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Wakana

 この空気感が伝播したのか、2曲目の『光の旋律』の感想では、自然と手拍子が会場を包み込むなど、Kalafinaと観客の一体感が会場を包む最高の雰囲気で始まった。

 1.『overture』?『Eden』
 2.『光の旋律』
 MC
 Wakana みなさん今晩はKalafinaです。2012年、After Eden LIVE、渋谷公会堂にようこそー。今日、初めてKalafinaのLIVEを見に来てくれた方もたくさんいると思います。1回来たよ、2回来たよ、3回来たよ。という方もたくさんいらっしゃると思いますが、今日はこの渋公でKalafinaの音楽を楽しんでいってください。

 Keiko 今日は寒い中、でも、すごくいい天気で、朝起きたときに、最終日いい天気でよかったなぁと思いました。今日ここに集まってくれたみんなと過ごす一瞬一瞬を大切に作っていきたいなと思っています。

 Hikaru 今日は、皆さんといっしょに素敵な時間を過ごせたらいいなぁと思っています。

 Wakana ライブですから、いろんなことが起こると思いますが、楽しんで行ってくれたらと思います。私たちは9月に発売しました3枚目のアルバム『After Eden』をタイトルに掲げたツアー。今日がファイナルなんですね。『After Eden』をたっぷりと楽しんででいただきたいと思いますが、今までの音楽も楽しんでいただけます。

 3.『neverending』
 4.『輝く空の静寂には』
 5.『ことのは』
 と、まずは、たっぷりとKalafinaの特徴である中音からやや高温を担当するメインボーカルのHikaruの声に、低音のKeikoの声がかぶり、厚みが増したところに、高音のWakanaがコーラスで加わるというオーケストラのようなハーモニーをタップリと聞かせる。

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Keiko

 6.『Numquam vincar』(inst)
 『ことのは』の余韻を引きずり、キーボードーのソロがもの悲しく奏でられ、会場が暗くなり、Kalafinaの3人が着替えタイムに入る間、バンドメンバーによる『魔法少女まどか☆マギカ』のサンドトラックからの1曲が演奏される。ドラムもギターも重厚に響きわたる。

 7.『red moon』
 衣装チェンジは、昨年11月25日に東京ドームシティホールで行われた『After Eden スペシャルライブ』のスタート時に着用していた衣装。
スタート時は静かでゆったりとしているが、サビから力強くなる同曲に合わせて、3人のふりも大きくなっていくなど、静から動へ、徐々にテンポアップされた曲へと。

 8.『adore』
 曲がかかると同時に、スイッチが入ったように1階席、2階席の客が立ち、フリが始まる。Keikoも回転し、WakanaとHikaruが入れ替わるなど、動きが激しくなる。

 MC
 Keiko 座っていいですよ。せっかくイスがあるので、座ってください(笑い)。6曲続けて聞いていただきました。今日はツアーファイナルということで、渋公にたくさんのみんなに集まっていただいてうれしく思います。今回は、大阪からスタートして、広島、福岡、名古屋…10公演は初めてで、こんなたくさんライブ周るとこんな感じになるんだなぁと、1ヶ月過ごしてまた。ふりかえると、テッペン超えそうな気がする。かいつまむとどう?とWakanaにふる。

 Wakana かいつまむとスゴイ難しいですよ。育った環境が福岡なんですよ。初めて。本当に楽しかった。その時の思い出。バンドメンバーさんを交えたお話。いろんなことがはっかくしたんですよ。ひさしぶりに「開いてますかー」と、Keikoに問いかけ、「開いてまーす」と、Keikoが応え、「ジブリコーナー」が開店。

 今回は、ベースのJrさんがジブリのものまねを持っていることが発覚した。『千と千尋の神隠し』の湯バァバの部屋にいっつもいるダルマのオヤジの声がすごく上手なの。私は対抗しまして、『ハウルの動く城』の少年マルクルがいますね、ハウルの弟子の。「またれ!」対抗したんですけど、「おい」「またれ」をずっとやっていたんですけど、周りから冷たい目で見られていたんですよ。ということで閉店しまーす。

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Hikaru

 Hikaru Kalfinaのツアーと言ったら食べ物でしょ。今回、新しくいったとこ広島、福岡と、美味しいもの食べてきたんですけど、特別に美味しいもの食べた後の家のご飯っておいしくない? ほっとする。ついつい食べ過ぎてツアー中なのに、ちょっと衣装が…おきないようにがんばっているんです。おうちにかえって、ごはんたべると、その日もがんばったなって思えて、そういうのもいいなぁて思った。

 いろいろ周って、今回はHikaruの故郷の富山がなかったから、行った気になって、自分でブリ大根作って食べたの。福岡から、中野サンプラザがながくて、ひとりでいったきになった。ぶりだいこんたべて、テンションあげていた。

 いっぱい行ったけど、そこでしか感じられないものが感じられて、今日も、そういうものをみなさんも感じられて帰ってくれたらと思って歌ってます。

 Keiko 今回はライブハウスバージョンとホールを同時進行でやゃったてきた。大阪ほーるほーる、ひろしま。名古屋のほーるわほーる、福岡のライブハウス。ちょっと前のめりというテンションの中で。初めて行く広島、福岡。ライブハウスはみんなの顔がよく見れて、ホールは壮大な音楽を、いろんな景色を見ていただけるようにパフォーマンスしたいなと。お客さんのみんなと感じれたことがいい経験になったなぁ。

 

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『Kalafina』公開ゲネプロ
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『Kalafina』公開ゲネプロ


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『Kalafina』公開ゲネプロ
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『Kalafina』公開ゲネプロ


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『Kalafina』公開ゲネプロ
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