モデルでタレントの鈴木奈々(24)が5日、都内で行われた『くら寿司×手塚プロダクション コラボレーションプロジェクト』記者発表会に「今でしょ！」の決まり文句で知られる東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師の林修先生(47)とともに出席した。
株式会社くらコーポレーションと株式会社手塚プロダクションは、「日本の伝統と本物の食を守る」ことをテーマに、『異業種連携プロジェクト』を実施。当プロジェクトでは、エリア限定で展開する無線LANコンテンツ配信サービス『TEZUKA SPOT』のくら寿司全320店舗への本格導入をはじめ、くら寿司の企業メッセージをドラマ仕立てでオリジナル漫画化(※作品名は『KURA』)し、店頭を中心に双方の既存媒体・流通を活用して展開していく。
当プロジェクトのスタートを記念して、鈴木がプロジェクト応援隊長に就任。手塚氏の名作『ブラック・ジャック』のキャラクター・ピノコをイメージした衣装で登場した鈴木は、「ブラック・ジャックを大好きなところがピノコに似ているとよく言われるので、嬉しいです」とゴキゲンだ。
応援隊長任命式でプレゼンターのブラック・ジャックからタスキを掛けられると、鈴木は「めっちゃかっこいい！ 大好き！」と抱きつき、熱いキス！ くら寿司は地元の茨城にもあるといい、「めっちゃ行きます！ 家族でも行くし、彼氏とくら寿司デートもします」と、交際中の一般男性とのラブラブぶりをアピールした。
そして、特別ゲストの林先生はいつもの赤ネクタイではなく、ブラック・ジャックにちなんだリボンタイで登場。「大学時代、枕元にはニーチェ全集と『ブラック・ジャック』があった。『週刊少年チャンピオン』で連載されているときから読んでました」と、熟読していることを明かし、「単純に正義なヒーローじゃないところがいい。悪いヤツには悪いし、両面があって、それまでの正義の枠から外れているところがいい」と、唯一無二の医師・BJの魅力について語った。
『TEZUKA SPOT』では、手塚治虫漫画全集・全400巻を無料でスマートフォン、タブレットPC等で観覧可能。実際に鈴木と林先生もタブレット端末で手塚作品を読み、鈴木は「これで家族との会話も深まりそう。くら寿司で待っている間も読めるからいいですね！」と、称賛した。
また、林先生による現代文の特別授業も実施。「えびで○○を釣る」ということわざの問題が出題され、鈴木は「えびでウニを釣る！」、「えびでえびを釣る！」と、おバカ回答を連発する。「逃がした魚は○○○」については、「逃がした魚はさんま！ いや、かつお！ 青魚かな？」と、相変わらずの回答で、林先生を苦笑させていた。
漫画『ブラック・ジャック』で、ピノコがBJに告白するシーンを鈴木がピノコ、林先生がBJに扮し、アフレコするコーナーもあり、鈴木は「なかなかこういうの言えないから、彼氏に言ってみたい」とコメント。林先生から鈴木にイクラの指輪、手巻き寿司のブーケがプレゼントされ、ゴキゲンの鈴木は「林先生と結婚しまーす！」とジョークを。イクラの指輪にも「むしろそういうギャグっぽいほうがいいかも」と喜んでいた鈴木に、林先生が「イクラをルビーやダイヤに変えるのもいいかも」と提案したが、鈴木は「そしたら半端じゃなく高くならないですか？ ウチの彼氏、工場のリーダーだから無理、無理！」と、彼氏の懐事情を心配していた。
MCに「お寿司いつ食べますか？」と聞かれた鈴木が「今でしょ！」と答え、「どこで食べますか？」と聞かれた林先生が「くらでしょ！」と答えて、イベントを締めた。
その後の囲みでは、自身の誕生日である7月9日に彼氏からプロポーズされたいと公言している鈴木について、質問が集中。鈴木から「まだわかんないです。いつ結婚すればいいと思いますか？」と振られた林先生は、「それは2人で考えてください」と素っ気なく返答。これには、鈴木も「『今でしょ！』って言うべきですよ！ 先生、やっぱりバラエティーをわかってない」と不満げで、報道陣を爆笑させた。
改めて、報道陣に「彼氏がプロポーズするなら？」と聞かれた林先生は、「それは今でしょ！ 男がウジウジしていてどうするんだって」とキッパリ。鈴木は「嬉しい！ 先生最高！」と喜び、「7月9日茨城に来てくださいよ」とプロポーズの立会いをお願いしたが、林先生は「その日は大阪ですね」と、本業のほうで引っ張りだこのため、実現しなかった。
「『今でしょ！』が今年の流行語大賞を獲るのでは？」と質問された林先生は、「今年は『アベノミクス』で決まりだと思う。スギちゃんから『まだ早い。1年の後半に出したほうがいい』って言われました」と、リアルに返答。芸能界進出については、「芸人さんは(頭の回転が)早いから、絶対に勝てない。僕は勝てない勝負はしないので」と否定し、本業以外の活動は年内いっぱいと明言した。
なお、サッカー日本代表が4日、5大会連続でW杯出場を決めたことについて聞かれた鈴木は、「仕事で観れなかったけど、WBC行けたんですよね？」と、トンチンカンな回答で報道陣を笑わせた。
