“しょこたん”ことタレント・中川翔子(28)と故ブルース・リーの実弟であるロバート・リー氏が5月30日、東京・スペースFS汐留で『李小龍 マイブラザー』(監督:ロバート・リー/配給:アンプラグド)完成披露試写イベントに登場した。
ブルース・リーの知られざる幼少時代から青年時代が描かれた作品。若手時代に俳優として活動するも、私生活では反抗的な性格が災いしてストリート・ファイトに明け暮れる日々。喧嘩は得意だが恋愛は苦手。長身の美女パールに惹かれるものの、彼の親友のクォンがパールに好意を持っていることを知り悩んだりする姿など、リーのさまざまな側面を知ることができる作品となっている。
ピンク色のワンピースでロバート氏とともに登壇した中川。以前から公言している通り好きな男性のタイプはブルース・リーといい、「もちろん、そうです!ブルース・リーは男の中の男であり、ドラゴンであり、そして神様であり、レジェンドである。どんな言葉をもってしても”ブルース・リー”という一人の男性のカッコ良さを語り尽くせない」と、興奮気味。
本作へは、「ブルース・リーも人間だったんだ~青春や失恋で傷ついたり、いろんな人とぶつかったり、そういった人間ブルース・リーを知ることができたので、ますますメロメロでございます」と、熱烈PRだ。
さらに、中川のしゃべりは止まらず、「ブルース・リーは宇宙の中心で神であり、いくらでも褒め称えることができる究極の存在であり、マーシャルアーツを使って世界中とコミュニケーションした人!クンフーを使って、たくさんの人達の人生を、映画という世界を、格闘界という世界を全て変えた人。彼がいなかったら地球全体がどうなっていたか分からないぐらい!」と、鼻息も荒い。あまりに熱くなる中川へ報道陣から笑いも起きたが、「いや!大袈裟じゃないです!とてもスゴい方なんです!」と、むしろ火に油を注ぐこととなった。
主演のアーリフ・リーの演技に、中川は、「ブルース・リーといえば亡くなってから数々のそっくりさんとか、似ても似つかないような、でも似せようとしてるそっくりさん映画がたくさん作られました。でも、今回は純粋にロバートさんが一生懸命、愛を込めて作られた映画ということで、本当にふとした瞬間の優しい表情だったり、アクションしてる最中とか。ブルース・リーの肉体を追いかけるって、スゴい難しい。世界中のファンの厳しい目が向けられるのでメンタル面でも大変だったと思う。でも、ハッとするぐらい似ている瞬間がいくつもあって、確かに『ドラゴンのソウルが宿ってる』って見ていてファンとして嬉しくなる素晴らしい俳優さんだと思います」と、高評価だった。
舞台あいさつでも、中川はブルース・リー愛を語り続け、MCから「中川さん、それぐらいで大丈夫です!凄い気持ちが伝わってきました」と“強制終了”を2度食らうなど場内が爆笑に包まれることも。
さらには、ロバート氏がブルース・リーが生前、実際に履いていた靴を持ってきたため、すかさず「匂いかいでも良いですか?」という中川は、靴をクンクンとかぐことに。「皮と男のダンディーでセクシーな香りが~~~」と幸せそうで、MCからも「世界で唯一、ブルース・リーの靴の匂いを嗅いだ女」と、ツッコまれ、またも笑いを誘っていた。
7月13日より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!