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通天閣地下劇場 来月閉鎖…「ふたりっ子」舞台

 大阪・新世界の通天閣地下劇場(通天閣歌謡劇場)の6月末での閉館が18日、決まった。

 同所は1996年放送のNHK朝の連続テレビ小説『ふたりっ子』の舞台となった。

 19日付のデイリースポーツ、日刊スポーツ各紙が報じており、劇場を使用する松竹芸能が、公演日数を減らすことを受けての決定。通天閣観光の西上雅章社長は「週1、2日の稼働ではスペースがもったいない。劇場の役割は終わったのではないか」と話しているという。

 劇場周辺では同日、歌謡ショーの常連で「通天閣の歌姫」と呼ばれる歌手、叶麗子らが存続を訴えて署名活動したが、閉鎖決定に叶は「つらく悲しいが、諦めず署名活動を続ける」と話しているという。

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