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元ボクシング日本王者・大和武士容疑者 覚せい剤使用の疑いで逮捕

 ボクシング元日本ミドル級王者で俳優の大和武士容疑者(本名・江口義光、47)が、13日までに覚せい剤取締法違反(使用)容疑で警視庁に逮捕された。

 警視庁渋谷署によると、大和容疑者は今月10日午後5時20分頃、渋谷区道玄坂の路上で警戒中の警官から職務質問を受け、「疲れてるんで、後にしてくれない?」「(覚せい剤は)昔はやったことあるけど、今はやっていない」などと返答。大和容疑者は「息が苦しい」と主張して、自ら救急車を呼び、都内の病院で診察を受けたが、結果は「異常なし」。同署は強制採尿の令状を取り、検査を行ったところ陽性反応が出たため、職質から約8時間経過した翌11日午前1時30分、緊急逮捕に踏み切った。

 14日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、大和容疑者は4月下旬から5月10日までに覚せい剤を使用したとする逮捕容疑については、「身に覚えがない」と否認。

 大和容疑者は岡山の少年院を出所後、86年にプロボクサーとしてデビューし、88年には日本ミドル級王者に。現役中の89年、映画『どついたるねん』で俳優デビューも果たしたが、08年にも東京都目黒区の寿司店店主に包丁を突きつけて、殴るなどした殺人未遂などの現行犯で逮捕されている。

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