小桃音まい 8月メジャーデビュー！コトネの日正式認定で「後藤真希さんに負けたくない」

　“まいにゃ”こと民族大移動系アイドルの小桃音まい(22)が10日、都内・渋谷区のShibuya O-EASTで『コトネの日-SAKURA/SPRING ROAD 2013～イマダケ～-FINAL』を行った。

　5月10を“コトネの日”としているまいにゃが、今年もゲストを呼び、3年連続で主催イベントを開催。なんとこの度、5月10日が日本記念日協会にコトネの日として正式に認定され、元『SDN48』の津田麻莉奈(25)の進行のもと、記念日正式認定の発表と認定書授与式が行われた。

　日本記念日協会代理・千装敏夫氏より認定書を贈呈されたまいにゃは、「毎年、後藤(真希)さんに負けずにコトネの日といい続けてきて、本当によかったなと思います。嬉しいです！ ハロプロファンの中では、5月10日をごっちんの日と呼んでいる方がいたので、それに憧れていて、コトネの日でもイケるんじゃないかと思って。少しだけ意識しました」と、ゴマキこと後藤真希(27)に憧れていたことを告白。夢は大きく、「将来祝日になるのが目標です」と、コトネの日をいずれは国民の休日にしたいと宣言した。

　ライブでは、ゲストの桃井はるこ(35)とともに「コズミック☆UNIVERSE」、「ラグランジュ☆ポイント」を披露した後、まいにゃは「私、小桃音まいは2009年にデビューしてから4年間活動してきました。本当に楽しかったことや悔しかったことや悲しかったこととかあったんですけど、こうやってライブをしたら、ファンの方がいてくれて、ここまでやってくることができました」と語り、800人の観客が一気に静まり返る。

　そして、まいにゃが「私、小桃音まいは8月の14日に…」と言い、ファンが固唾を飲んだ次の瞬間、「メジャーデビューをビクターエンタテインメントよりすることが決まりました！」と告げられると、ファンが抱き合って喜ぶ。沸き上がる会場を見渡したまいにゃは、「4年間やってきて、ずっと夢だったメジャーデビューが決まって、本当に嬉しいです。これまで応援してくれたファンの方やスタッフさん、周りの方皆さんのおかげです」と感激し、涙を流した。

　ライブでは、この日出演した『シブヤDOMINON』を従え、ステージを右に左と大移動する「なのです☆」や、まいにゃもファンもフラッグを手に歌い、踊る「My Sweet Flag」など8曲をパフォーマンス。

　改めて、まいにゃが「きょうのお知らせを悪いお知らせと思っていた人もいたかもしれないですけど、私はアイドルをやめる気はさらさらありません！」と言い切ると、ファンは大歓声で応える。さらに「今年の夏はコトネの夏にしたいと思っています」と、7月7日、新木場STUDIO COAST『アイドル横丁夏まつり!!～2013～』や野外イベントなど多数の夏のイベントに出演することを告知した。

　公演前、囲み取材に応じたまいにゃは、メジャーデビューについて、「ビクターの方が私に興味を持っていると聞かされたのは、4月頃ですね」とし、8月14日にリリースされるメジャーデビュー曲を「まだ仮なんですけど、アッパーでノリノリな夏ソングになる予定です」と紹介。

　メジャーデビューしてやりたいことについて聞かれ、「ハロプロに憧れてアイドルになりたいと思ったので、ハロプロの聖地の中野サンプラザでワンマンライブをやりたい」と目標を掲げ、「ステージのセットを豪華にしてやってみたい。階段があって、2階から登場したりとか。あやや(松浦亜弥)のコンサートでブランコとかがあって、イスに座りながら歌っているのを観たことがあって、凄いかわいかった」と、ライブの構想もぶち上げた。

　アイドルグループ全盛の昨今だが、まいにゃは「ファンの方との一体感は負けません。ソロはステージで私一人なので、ファンの方と私がグループみたいな感じで、一体感のあるライブを目指しています」と、ソロの強みを激白。だが、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではなく、「最初の頃はファンの方がいなくて、握手会も誰とも握手せず、1分ぐらいで終わったことがあった。つらくて、ライブハウスのトイレで一人で泣きました」と、苦労話を明かした。

　まいにゃといえば、今年2月、『週刊プレイボーイ』(集英社)で、初の水着姿を披露していたが、「水着でお仕事するのは初めてで、凄い緊張しました。また声を掛けてもらうことがあったら、水着もどんどん挑戦したい」と、グラビア方面にも意欲的。

　また、小泉今日子(47)のヒット曲「渚のはいから人魚」を英語でカバーし、「DANCIN’DOLL」としてライブでも披露しているが、「いまのところはライブ限定でリリースの予定はないんですけど、会場限定でもいいので、いつかリリースできたら」とコメントした。